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福岡市荒戸に計画中の司法書士オフィス。
敷地の間口が4.9m,奥行き10mで面積51.8㎡(15.6坪)、
建蔽率が80%のため、ワンフロア当たりのスペースが13坪のオフィスです。

1階に駐車スペース、2階にワークスペース、3階に応接という3階建ての
計画ですが、予算も厳しく、構造的フレームの選択について
いろいろと検討を行なっても、ほとんど構造設計者から予算上の問題で
否定され続け苦戦しています。
構造設計をお願いしている方は、昔からの知り合いで今回、
スケジュールを調整してもらいなんとか引き受けていただいているのですが、
なかなか厳しく突返されています。

コスト削減で基礎面積を少なくする方法を提案しても、結果として上部構造物に
費用がかかるとのことで却下。
構造設計者が提案する普通の6本のコラムによる鉄骨フレームがもっとも無難で
安いと言われても、柱が300角と大きく、とてもごつく感じるので
軽量鉄骨によるブレース構造で様々なスタディを作ってみましたが
構造的には効果がないとの理由であっさり却下。

じゃあそうならば、スパンも大きくないので思い切って木造の3階建てで
いいのではないかということで、今度は2×4(ツーバイフォー)構造で
できないか検討しています。
その場合、耐震壁の配置がポイントなってきますので、それを構成要素として
組み込めないか検討しています。

とにかく、粘って絶対にあきらめたくないと考えています。

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