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2008.01.31

LEAF HOUSE地鎮祭


福岡市の茶山で計画を進めていましたLEAF HOUSEが冬晴れの
さわやかな朝の中、やっと晴れやかに地鎮祭を迎えました。
施工は、二日市で施工中のONEプロジェクトに続き、大宰府の斎藤工務店です。
2006年の9月に建築プロデユース会社のプロトハウスよりご紹介を受け、
10月に3人の建築家とご面談。さらに、それぞれの設計した住宅を見て回られ、
私を選ばれたのが11月。

意外だったのは、定年を迎え、もっと落ち着いた雰囲気を求められておられると
思いきや、自動車会社の開発の仕事に携われておられていたこともあり、
落ち着きや日本的伝統以外に近未来的なものというキーワードがあり、
たぶん、そこで私のアトリエを選ばれたのだと思います。
その後、昨年の2月に3案をご提案しましたが、団塊世代でお子さんたちもみな
独立されたお二人のための住まいのあり方として、こじんまりとした部屋が
個別の独立性を保ちながらも三つの中庭を介してつながり、回遊できる
考え方にとても賛同され、そのコンセプトをベースにコストや具体的機能を
織り込むことに時間が費やされました。

近未来的というと表現としてのハイテク感や金属的なものをイメージしやすいですが、
この建物は、プランとしての構成そのものにおいて近未来的であり、
形態は,9つの部屋の屋根が 葉っぱ(LEAF)を表わすものとして抽象化され、
各々、上下方向にずれながら組み合わされています。
結果としての形態であって最初から意図した形態にはしていません。
また、インテリアや仕上げにおいてはオーソドックスなものにしていますが、
木製建具と造作家具は篠栗の家でお願いしている大川の前田建具に
頼んでいますので大変心強く思っています。


今年の7月竣工に向け、担当のフジヤマとともにがんばります!

“LEAF HOUSE地鎮祭” への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    はい!僕でお役に立てることがあるならば是非協力させてください。情報提供いたします!それにしてもこの「LEAF HOUSE」竣工が楽しみですね。僕も会社勤めから解放されたら、こんな家を建てて、引退後の人生を満喫できるようにがんばるぞ~。。。(大石さん。ちなみにどんな音楽が好みなんですか?)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ありがとうございます。音楽は、主にボサノバやジャズですが
    あまりやかましくなければ、もっといろんな音楽を知りたいと思って
    いますのでよろしくお願いします!

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