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今日より九州産大学の建築学科にて非常勤講師としての授業が始まりました。
まだ1年生なので、建築に対する興味はこれからだと思いますが、
モチベーションが上がるような授業を行ないたいと思っています。
講師陣は九産の小泉先生を中心にY設計室の家原先生(高校の2、3年同じクラスでした)、
建築デザイン工房の谷口先生、MOアーキテクトの尾方先生の計5名です。
毎週、水曜日の午前中に課題の指導を行ないます。
科目は、空間造形演習で前期に近大で行なっていた内容に似ており、コンセプトワークと
形態操作の習熟を目標にしています。
近大の授業も含め、私にとっても造形的な捉え方の参考になっており大変勉強になります。
特に今年の近大では、建築とデザイン学科の統合の成果がようやく感じられるような
印象を持ちました。生徒は、フィールドが拡がった分、目標が定めにくく戸惑いもあるかも
しれませんが、建築という領域を越えたボーダーレスの部分に若さとバイタリティで
入っていければ、面白い考え方の発想が可能になると思います。
彼らのブログを読んでいるとそのような実感とともに、自分自身が専門領域を越えれない
古い建築家になってしまうのではという危機感を持ちました。
これからは、うちのスタッフにも領域を越えた横断的なつながり(友達ではなく)
を持つ意識を持たせたいと思います。

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