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2019.05.01

令和の始まり

いよいよ令和が始まります。
令和の時代は平成の30年より長くないかもしれません。

平成が人類史における産業革命に次ぐ情報革命の時代だったとすれば
次の令和は巷でよく言われているようにAI革命の時代かもしれません。
そう考えるとボクが生まれて30年間はほとんど大きな変化がなく、
次の30年から世の中が大きく変わり出した時代だと言えるかもしれません。

AI(人口知能)の時代になればこれまで知識や経験を通しての
専門性が必要とされていたことを全てAIがやれることになります。

建築で言えば、設計では計画における平面プランニングでの動線や面積
法的制約のクリアなどを全てAIで確認することができ、
我々はコンセプトやデザインを考えるだけで済むようになります。
模型もコンピューターからの指示により自動的に3Dプリンターによって
確認をすることができるようになります。

また、それを実施設計としてまとめる作業は、
施工上の問題(雨漏れ、メンテナンス、納まり等)をディープラーニングによって
学習することでコンピューターがそれらを踏まえ自動的に作図をするように
なります。
我々はデザイン上のチェックだけで済むようになります。

そう考えると専門性をAIが補助することでどの分野の職業でも
あらゆる異業種からの参入が可能になり
職業の領域が曖昧になってくるかもしれません。
そうなればこれもまで思いもつかなかったユニークな発想が
あらゆる分野において百花繚乱のごとく花開く可能性が出て来ます。

これまでAIを否定的に捉えがちですが、肯定的に捉えれば令和は新しい時代の幕開けとしての
面白い時代になるかもしれません。

世の中は4月27日(土)から5月6日(月)まで10連休のようですが
ボクは5月の3日まで仕事で4日から3日間休むつもりです。

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