2023.01.04
宗教建築の初夢
初夢のおはなし
中学、高校の同窓会を取りまとめている荒巻君が主催で
宗教建築について大学の先生を招いての定期的勉強会を開いていたようで
ボクはそのことを知りながら参加していませんでした。
その勉強会が今回、集大成として世界の宗教建築というテーマで世界中の主だった
宗教建築を同一の縮尺で学生たちに模型を造らせ展示しているということで
会場に出向いてみました。(この設定も夢とは思えないほどリアル)
かなり広いスペースに模型や内部写真がレイアウトされており
驚いたのは宗教建築と言えば、キリスト教の教会やイスラムのモスク等
これまで知っている建物ではなく、全く見たことない様々な形をした建物ばかりで
世界にはこんなに知らない宗教建築があったのかと
知らない自分を恥じ、ひとつひとつの模型をじっくりと見て回りました。
四角い大きな建物のフラットな屋根から三つの巨大な円盤が立ち上がっているものや
地面まで下りた切妻の形の妻側に何段にも分かれた横流れの帯状の壁が
ある教会など今でも思い出してスケッチが描けるのはその二つ程度ですが
かなりの数の知らない建物の模型が並べられていました。
また教会の内部写真も吹き抜けに面して上がっていく手摺部分とその背後の壁に
複雑な意匠が施されている見たこともない空間になっていました。
この模型ひとつひとつとこの写真全てを脳が勝手に夢の中に造り出すことなど
できるでしょうか?
2023.01.03
2023年明けましておめでとう ございます
明けましておめでとうございます。
お正月はずっと晴天が続いており、今日は風もなく百道浜へウォーキングに行きました。
室見川河口から見える博多湾は風がない為か静かに凪ぎており
美しく感じました。
今年も宜しくお願い致します。
2022.12.25
Merry Chrismas
メリークリスマス!
今年の春に結婚した次男夫婦が夏から飼い出した「マシュ」くんの写真が送られてきました。
ちょっとあまりにもぬいぐるみ的な可愛さにびっくり!動きます!!
チワワとマルチーズ のハーフらしく「チワマル」というらしいです。
2022.12.18
施主からのメール
2年前に竣工したお施主様から先月とても嬉しいメールを頂いたのでご紹介します。
ご無沙汰しております。
ブログを拝見し、お元気そうな姿が浮かびます。
我が家に先月、やっと愛知県に住んでいる次男一家が訪れました。
コロナと出産で新築から随分経ってしまいました。
バスルームや和室に感動したようで、「ホテル以上だし和室も素敵」と言ってくれました。
和室は6畳よりも4.5畳の方がバランスがいいと思っています。(単なる四角好きかもしれませんが・・・)
先生のブログ(2021.11.29 3年ぶりのお伊勢参り)を見て、もしかしてと思い、息子に確かめてみました。
〇〇さんの息子さんと学生時代研究室が同じで、結婚式にも来て頂きました。勤務場所は違いますが、会社も一緒です。
縁というか、こんな偶然があるなんてと思いました。
「偶然のようだけど、必然なんですよ」と教えてくださる方がいましたが、本当にびっくりしました。
(中略)
今週の土曜日に那の津園芸さんが、植木を見に来てくれるようになっています。庭の木々も色づき、照明や木々が家を引き立ててくれています。
特に、夜は照明で庭木の陰が外壁に映し出され、本当に素敵です。
小さな家ですが、家、庭、車庫、植木、全てのバランスがとれた家だと思います。
「テンション上がる〜」と思いながら、物を増やさず断捨離しながら、空間を大切にし、過ごしています。
おかげさまです。ありがとうございました。
竣工後2年が経過してもこんなメールを頂けることに非常に嬉しく思います。
みなさんに喜んで頂けることが一番有難いことだと思う日々です。
むかし、大学の卒業時にまだ存命であった母方の祖父より手紙を頂きました。
それには「勧告の言」と書かれており
1,明るく(元々明るいほうです)
2,逞しく(当時ひ弱な印象だったと思います)
3,皆の期待に応えよ(お坊さんだった祖父の社会に対する姿勢だと思います)
以上
これにボクの卒業を詠んだ5首の和歌が添えられていました。
この手紙を大事に取っていますが
3番のことは常に忘れないように心掛けています。
2022.12.11
もう12月
あっという間の1年でまた12月がやってきました。
今年は激動の年で、収束しないコロナ禍にロシアによるウクライナへの侵略戦争、
世界的な物価高、とんでもなく暑い夏等々がありましたが
1年の終わりの締めくくりとして
ワールドカップでの日本代表の大健闘によって気分を高揚させてもらいました。
何か我々が前向きに盛り上がろうとする度にコロナ禍が拡大し水を差されるようなことの
繰り返しで本当に頭に来ます!
コロナも以前より肺炎になる方が減少しており、
感染のリスクを警戒するあまり極端な行動制限を自分に課すことは
結果的に大幅なコミュニケーション不足を招き孤立化する可能性があると思います。
ボクも当初2年間はタコツボ生活を続けていましたが
今年は4月と11月に東京へ行って来ました。
東京はオリンピック開催を目標として街並みが随分と整い風格が出てきたという
印象を受けました。地方都市である福岡とは随分差が付いたと思います。
地方都市で頑張っている我々地方の建築家も田舎者にならないように
現代が発する様々な難関に立ち向かい、
今という瞬間を肌で感じながら時代を表現していく必要があります。
みなさん頑張りましょう!!