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今年のソフトバンクホークスは ピッチャーではエースの和田、
そしてワールドベースボールに出場した武田、同じく出場して自信を深めた千賀
この3人が先発ピッチャーの6人枠から故障で抜け、
野手では3番の内川、4番のデスパイネも一時故障で離脱と
通常のチームでしたらとても大変でまともに戦えない状況になりがちですが
そういう状態にも関わらず、12球団の交流戦を1位通過し
交流戦後も1位楽天から離されず追っかけています。

戦力が落ちずに戦えていることの理由は
エース格のピッチャーの負傷離脱に代わる若いピッチャーの活躍です。
石川、松本などが当初はリリーフで使われ、その後、先発に転向。
当初は一時かなり打ち込まれたりしていましたが、
最近、だんだんと慣れとても頑張っています。
また、野手では上林、キャッチャ―では甲斐、いずれも昨年、
ほとんど出場経験のない若手選手が大活躍して支えているということです。

今年のホークスの若手は注目すべき選手ばかりで話題に尽きませんが
特にキャッチャーの甲斐については、その奮闘に目を見張るものがあります。
これまでホークスは、城島という天才捕手が抜けた後、若手が中々育たず
外部から細川、鶴岡などFAの選手を獲得し補強していました。
生え抜きとしては高谷やアヤツグなどがおり高谷はこれまで正捕手として
なくてはならない存在となっていますが年齢が35才でもう若手ではありません。
したがってホークスの問題点として常々、若手捕手の早急な育成が指摘され
昨年、おととしと工藤監督はアヤツグを育てようとしていましたが
リード面で大いに問題がありました。

そうした中、今年、急に甲斐が1軍に抜擢され大活躍しています。
盗塁阻止率はリーグNO1であり打つ方も3本塁打に打率270と成績を
残しています。170cmあるかないかの小さな体形でバッドを短く持ち
喰らい付き、盗塁時の猛然とした素早い送球は凄みがあります。
見ている方は、こんないい選手が昨年まで一体どうしていたんだろうか?と
思ってしまいます。
とにかく、見ていてそのプレーにひたむきさ、貪欲さを感じさせる選手です。
ネットでの受け売りですが、甲斐選手は育成ドラフト(いわゆる3軍)の
最下位6巡目でかろうじてホークスに入った選手らしくその時の育成同期に
4巡目が千賀、5巡目が牧原と3人全員が1軍で活躍しています。
したがって甲斐選手の貪欲さは、下から雑草のように這い上がってきた
貪欲さなんだろうなあと思います。

あらゆる分野の若手のみなさんは甲斐選手の一生懸命さ、ひたむきさ、
貪欲さを見習うべきです!

ガンバレ甲斐!!

    

    

“ガンバレ甲斐!” への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    本当に甲斐君、頑張っているよね。
    きっと頭もパンパン、体も目いっぱいなんだろうけど、あの肩の強さと送球の正確さは目を見張るものがあるね。
    今年入った達川君のご進言で1軍入りを果たしたらしいよ。
    東浜君の成長も大きいし、若手の台頭は見ていて嬉しい限り。
    先週末の楽天戦は、ほんと、疲れる試合だったけど、勝ち越して(・へ・)/オー。
    これからも目が離せないね。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    さすが樋口さん!詳しいねえ。
    女性でプロ野球のチーム状況について語れる人など
    そうそういません。
    今年は楽天が中々負けずしぶといようで
    昨年の日本ハムのように最後までデッドヒートで
    盛り上がるかもしれない。
    それと「達川君」というコメント-----
    あのオヤジのような達川氏に対し
    「くん」呼びとは—と一瞬思いましたが
    ボクたちはいつの間にか、年上になっているということに
    気付かされました-----–あーイヤだあー!
    最近、年上と思って打ち合わせしていた相手が
    みんな年下で自分の歳に気づかされること多々あり!

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