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福岡市内、輝国のSLIDING HOUSEの現場
外部は、タイル下地のサイディング貼りが終了し、いよいよタイルを張り出す前に
水切りなどの見切り材を先に同色で塗装する準備に入っています。
あらかじめ、日本塗料工業会が出している塗装見本帳でタイルの色に近い
色番号を選び、現場で再度色合わせを行なう予定です。

内部は、2階にあがるための階段の鉄骨下地が設置されました。

玄関ホールに面して、タテの木ルーバーが階段下地の細い鉄骨フラットバーを支えます。
この木ルーバー、当初はスチールで設計していましたが、減額案で木に変更したため
若干、部材断面が太く見えます。
また、これによって階段の手摺デザインを考える必要がなく、
すっきりと見えることを意識しています。

右側の鉄骨部材は壁の中に飲み込まれ、ルーバーの方も木の見付けに鉄骨の巾を
合わせているため、極力、鉄骨の存在が気にならないように注意を払っています。

ひとつひとつの細かい詰めの繰り返しによって、次第に空間が出来上がっていきます。

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