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きょうのランチは、この前ご紹介しました中華そば屋に行ってきました。
カウンターには、二人のオジサン。
椅子に座ると、二人ともそそくさと支払いを済ませ、出て行きましたが
灰皿のたばこの吸殻が消えていないらしく、こちらの方に煙がきます。
カウンターを拭いている奥さんが気が付かれないので
ついつい、偉そうに「奥さん!たばこの煙が出とうよ」と注意したのでありました。

中華そばを食べ終わり、メニュー表に目をやり480円と確認して
財布の中を見たら、
アレッ!
いつもの場所に紙幣が1枚も入っていません!
胸をドキドキさせながら小銭入れに手を入れました。
アルアル!と思いきや
何と
472円しかないではありませんか!
どんなに財布の中身をひっくり返しても8円が出てきません!
ポケットの中にも8円がありません!
ああーーあと8円!どげんしたらいい、どげんしたらいいーーーー
気持ちが焦ります。

なんてったって相手は、鬼のように怖い顔でラガーマンのような体型の店主です。
何としても食い逃げと思われないように説明しなければならない!
このまま食い逃げ建築家としてのレッテルが貼られたら恥である!
さっきの態度とは打って変わり
平身低頭、「アノー、実は気付いたらお金が472円しか入っていないので
すいませんが、運転免許証を置いていきますので今から銀行に行って
おろしてきてもいいですか?」

すると意外な返事、「イヤーいらんですよ。よかです!」

-----—コ、コワクないじゃん!と思いながらも
このまま、まけてもらったら男子一生の恥であると思い
急いで銀行にお金を下ろしに行ったのでありました。

こんな時、オレは金をおろせばお金はもっとうぜーと1万円札を渡しておつりをもらうのか
イヤ、480円しか食べていないのに1万円渡すなんて失礼だからと千円から
おつりをもらうのかは自由だァーーー!

ボクは1万2千円を下ろして千円からおつりをもらったのでありました。

いつも建築やデザインに対して関心を持っているものでも
人生においてカッコ悪いこともあるものです。
恥かしいオジサンの物語でした----------。

“恥かしいオジサンの物語” への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    思わずガハッ!やってますなあ大石センセも!
    最も僕なんざあ常習ですので、これで一安心です。
    おっといけない!私は「せののせ」、大石ブログファンの一人です。
    さすがに今回だけはコメント的衝動に・・・?同じような記事、私も先日披露したばかりでしたのでつい・・・。共鳴でしょうか?あるんですよ私もその無銭飲食!食ったもの出すわけいかないし、どうしようもなく萎縮しますよね。でも2回やるとコミュニテイ!小さい声で申し上げますが、建築活動の糧になることも・・・なんですなこれが・・・。
    大変ご無礼いたしました。
    ちなみに、私の同様記事は9月12日付けセノのセブログをお時間あればお立ち寄りください。失礼いたしました。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    なんと!セノさんが読まれておられるとは!
    光栄です!
    堂々の無銭飲食!恐れ入ります。
    器の違いでしょうか?
    もっと大物にならんといかんと思いました-----—。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    ブログファンなどと大変失言いたしました。
    正確には大石建築ファンと言わなければなりませんところ・・・。
    余計なお世話ですが、ご家庭での鍋はご堪能されましたでしょうか?
    これからも、お邪魔いたしますのでよろしくお願い申し上げます。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    いえいえ、どちらのファンでもありがたく思っています!
    鍋は、いつもの豚シャブですがおいしかったです。
    こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します!

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