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月曜日の夜、福田首相 突然の辞任会見。
1年前に安部さんが体調不良で突然、辞められた時に
取り合えず、堅実な引き継ぎ役として期待された福田さんでしたが、
国政に対し、これまで、常に他人事のように見えてしまう態度に終始され、
国民の心に訴えかけるような情熱を示されないまま、辞任されることになってしまいました。

安部、福田さんお二人とも、政治家として二代目であり、
総理大臣という頂上は、必死の思いで掴んだ訳でもなく
禅譲という結果の賜物なのか、地位に対しての執着心が
全くないというのは珍しいと思いました。

これまで、総理大臣という最高権力を獲得するために
醜いまでの政治家たちの権謀術数を見せられ続けた国民にとって
二代続けて、あっさり辞められると拍子抜けでもあり、
逆に政治家に対し、必要以上に倫理を求め過ぎるのは
あくが抜けてしまった粘りのない人間にしかならないのではないのかと
考え込んでしまいます。

北京オリンピックに向かう選手団に対して、福田首相が贈った言葉として有名な
「まあ、せいぜい、頑張って下さい!」という
「まあ、せいぜい」はこの方の覇気のなさを端的に語っているとともに
福田さん流のプレッシャーをかけずに応援するための心遣いだったかも
しれませんが、一国の総理大臣としての応援の言葉としては、
やはり拍子抜けです。
もしご自分が苦労して戦って勝ち取った総理大臣の地位であったならば
もっと違う言葉だったに違いありません。

人生を「まあ、せいぜい」、ほどほどに生きていくのも庶民のささやかなしあわせですが、
世の中に使命と責任を持って生きていく人も必要です。
期せずしてアフガンで殉死された伊藤さんの生き様のほうが
福田さんよりもはるかに世界中の人々に感銘を与えるとともに、
使命と責任と勇気というものを考えさせてくれます。

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