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きょうは快晴の中、甘木 PROJECTの地鎮祭に立ち会う。
計画道路に抵触する部分のご自宅の一部を解体、
広々と見える跡地に新しく建物を建てます。

奥の建物から移られた後、
建物を解体し親世帯へのアプローチスペースになる予定。

地鎮祭において毎度見慣れている光景ですが
今回、祭壇をじっとみていると神道というのはシンプルだなあと思うとともに
ジグザグになった白い紙きれって
どんな意味があるのだろうかと思いました。

最初は鏡が太陽でそのまわりにまとわりついているジグザグの紙きれは
雲の抽象化されたものだろうかと思いました。

そこで調べてみたところジグザグの紙きれは紙垂(しで)と呼ばれ
稲妻や雷光を表し雨を呼んで豊作を願うものということが判明。

縄をよった紐で領域を作り、そのよった隙間に紙垂が射し込まれるという
きわめて簡潔で合理的。

神道の器や飾り物には簡潔な日本的美意識が表現されていると思います。

    

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