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2015.05.13

49日法要

母の49日法要で妻とともに八女に行って来ました。
通常49日法要では親族が集まるものですが、
父方の親族はみな関東で高齢化しており
母方も四姉妹で唯一、叔母が100歳で存命中で関東のホームに入っており
伯父、叔母には声を掛けませんでした。
母の子供はボクと姉がいますが、
姉も他界しており姉の子供たちも結婚して子供がまだ小さく大変だろうと考え、
我々の子供たちも東京から呼ばず二人で済ませることにしました。

お寺でお経をあげて頂き、その後住職に位牌の扱い方について尋ねると
浄土真宗では位牌は置かなくてよいそうで
これまでの戒名が書かれた札を過去帳にまとめてもらうことになりました。
その間、近くで食事を済ませ納骨堂に向かいました。

この納骨堂では 地域に住まわれていた祖先の霊が祭られており
周辺に住む世話人たちによって共同管理され、
八女らしい茶畑の中の小高い丘にぽつんと建てられています。
また春にはたくさんの桜が咲き、桜の下で年に1回の法要が営まれます。
そういえば桜の季節に亡くなった母にとって環境はすごくいいと思うのですが
田舎の古い納骨堂で中は骨壺の幅が入るくらいの巾の狭い祭壇で
あまりにも質素で可哀そうな気がしました。
これから先、ゆくゆくはボクも入ることになりますが
いっそ福岡市内に移した方がよいのかこのままでいいのか考えてしまいます。

大石家といっても祖父は長男ではないようでしたがって
この納骨堂には祖父の代からしか祭られておらず
思いきってボクの代に福岡市内近郊に移してもいいと思うのですが-----–。

お墓のことなどこれまで全く他人事のように思っていましたが
いざ自分が喪主としての当事者になると
いろいろと検討しなければならない課題が出てきます。

とにかくボクの自宅1階のゲストルームをメモリアルルームとするため
中のご本尊を取り出し仏壇も破棄してそこへシンプルな祭壇スペースを設け
父が撮影した写真帳やオーディオなどを配置して
毎日お参りができる居心地の良い場所になればと考えています。

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