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きょうは1時半より田島 O PROJECTの現場打ち合わせでした。
屋根形状が寄せ棟で金属屋根の場合、
棟の部分の納まり次第で屋根のシルエットイメージが随分と変わってきます。
通常の棟納まりでは

棟部分にカバーがついてとても田舎臭くなってしまうのに対し
筑羽工務店ではハタさんの提案で棟部分の役物を製作し
棟ラインが美しく見えるようにしてもらいました。
筑羽工務店施工で柳瀬さん設計の甘木の家も
屋根ラインが美しく見えるように同様の工夫がされているそうです。
当然ながら横方向のジョイント部分にもこの写真のようなカバーはつけません。
また、板金さんより平葺きの折り方向について質疑がありました。
メインの道路側から見て、板金の重ねが上になって反対側に折れば
きれいに見えるということも教えて頂きました。

さすが筑羽工務店です!通常、なかなかしてくれません。
屋根の色はあまり黒いと和風っぽくなるので少し軽く見える銀ねずを選びました。

また、妻側の入母屋状になっている開口部と屋根取り合いについても
当アトリエの図面をベースにハタさんより納まりの提案があり
勉強になりました。

金属屋根の板材は幅が1mあり、平葺きの場合、巾の決め方は3分割か4分割らしく
3分割だと250ミリ巾、4分割だと180ミリ巾で、細く見える180ミリ巾でお願いすることに。
長さを3000ミリごとのジョイントとして均等に割り付けを行ってもらっています。

“田島O PROJECT屋根の納まり” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    秋月の家では屋根のラインの見え方に細心の注意を払いました。寄棟の場合一般的に下り棟に棟包の役物が入りますが、これが入ると屋根の水平ラインが下り棟で途切れてしますので、横葺きのラインがそのまま4周すっきりと回りこむように、このような納まりをお願いしたものです。しかも下り棟になる線はキッチリとエッジが出るように。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    柳瀬さん書き込みありがとうございます!
    甘木の家ではなく秋月の家でしたね、すいません。
    僕の説明では十分ではないところを
    詳細に補足していただきありがとうございます!

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