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住宅を検討されている施主の方へ建築家をプロデュースされる会社から
60問の問いに対する回答を求められました。
その中で、あなたの性格を一言で言ってくださいというのがありました。
ひと言は、とても難しい。
人間ってそんなに単純ではないと思います。
自分ではうまく答えられないので家族に聞いてみたところ、
妻には、不思議ちゃんと言われ、そんなの書けるはずないじゃない!
じゃあー、宇宙人っていうのはどう?
地球人からの仕事が来なくなるー!
中3の次男に聞くと、お父さん短気!
それって、お前がちゃん勉強しないからだろうが!
怒られても当然だ!
おい、知子!複雑ってどう?
あーそれもきっと変に思われるわ。明朗闊達っていうのは。
50才にもなってそれっておかしくない?
あー難しいねー。
そうだ面白いということにしとこう!
一問一答のおかげで大石家の夜はにぎやかにふけていきました。

“建築家一問一答” への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    あの一問一答の答えには、そんなやりとりがあったのですね。。。
    大石さんには‘宇宙人’って書いてほしかったです・・・。
    だって、たま~に大石さん‘宇宙語’しゃべるんですものっ(^-^)

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昨日、笹栗の家が上棟しました。
担当は、平野です。
平屋建てで、屋根を緩勾配の寄せ棟にし、室内の天井と一体になった
フラットなプレートを四周に回しているため、近くで見ると軒と縁の
二つの水平ラインが強調されるようになっています。
和風を望まれてのご依頼ですが、安易に妥協するのではなく、
施主と設計者との一致点を見つけ出すことが必要だと思います。
それが、結果としてご期待に応えることになると確信しています。
プランは、必要とされる部屋と付属諸室を書の一筆書きのように各々,壁で
緩やかにくくりながらもワンルーム的なつながりと心地よい拡がりを考慮しています。

この建物では、建具工事(外回りの掃き出しは、全て木製建具)と造作家具を
一括工事から切り離し、大川の前田建具製作所に別契約で依頼しています。
前田建具の前田さんは、30代ですがとても慎重で緻密、且つ腕のいい方です。
はじめて、ご一緒に仕事をさせていただいた長崎の住宅の造作家具の出来具合
をみてびっくりしたのがきっかけです。
当アトリエにとって、レベルの高い仕事をするための信頼できるブレーンだと思っています。

“笹栗の家 上棟” への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    すごく広いですよねぇ!
    これからも、建築が進むたびに(企業秘密の時は結構ですが)ブログに掲載してくださいね。楽しみにしています。
    ‘西に向かって・・・‘も、この篠栗とは、地形や条件が違うようなので、こちらも楽しみです。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    いつも書き込みありがとうございます!
    今週は、水曜日に苅田町で計画をしている5 Similar Houseが上棟
    します。この物件も含め進捗状況をご報告していきたいと思っています。

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2007.08.23

静と動

設計事務所というところは、一般の方のイメージとして
毎日、デスクに向かって図面を書いている印象があるかもしれません。
また、設計事務所に行きたいと思っている学生諸君も設計行為に対し、
デスクワークでのデザイン的な作業を常に行なっているようなイメージ
があるかもしれません。
ところが、設計の仕事を通して面白いと感じるのは、現場監理です。
以外に思われるかもしれませんが、自分たちが図面上で創造したものが、
現実に形となって立ち上がっていく様は、感動的です。
ものづくりとしての喜び、ワクワク感は現場にあります。
僕たちは、静としてのデスクワークと動としての現場を行きかいながら
忙しく動きまわっています。
動き回れることが、デスクワークに常に新鮮なアイデアをもたらします。
静があるから動が生き、動があるから静が生きます。
静と動は、お互いが補い合うものとしての状態であり、我々の仕事において
重要なキーワードです。

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今日より、「西に向かって開け!プロジェクト」の杭工事開始!
10トントラックに乗せた杭打ち機がついたユンボを
まず広い道路で降ろし、間口が2.6mしかない旗竿敷地の坂を
ぎりぎりで回転して自走で上り、さらに奥で回転して800ミリ下がって
いる敷地に下ります。
本当にかろうじて杭工事が可能だったことを考えると冷や汗が出ます。
鋼管杭の選択しかありえないきわどい工事でした。
今日中に30本の杭を打ち終え、明日、各杭のレベル調整を行ない、
フタの溶接をして完了です。

この敷地は、以前2階建ての木賃アパートが建っていたとのことで、地盤が安定
していると思っていたのですが、サウンディング試験を行なってみると、丘として
の勾配が下っている西側の間知積み擁壁側の地盤が盛土になっていて、
耐力がないことが判明しました。このまま何もしないで建てると
西に向かって傾け!プロジェクトになりかねないので、
基礎補強工事としての鋼管杭工事を行なっています。
これを行なうことで、将来、万が一建物が傾いた場合、保証対象にもなり安心です。

“西に向かって開け!プロジェクト杭工事” への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    EZ工法ですか?今後NSエコパイルも宜しくお願いいたします。
    さて上記のHPにて8月24日からの”渚で暮らす”にてshimastyleが掲載されます。立ち読みもできますのでご覧下さい。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    アレー!たなっちも読んでてくれたんですね!ありがとうございます。
    一度飲みに行きましょう!この鋼管杭は、建物が木造の2階建て
    程度ですので、EZ工法ではありませんが、たなっちの会社の杭のこと
    をうっかり忘れていました。今後、気をつけておきます。
    「渚で暮らす」是非、拝見させてもらいまーす!

  3. SECRET: 0
    PASS:
      今度の現場は大浜公民館(2F建て)です。11月には新天町の活性化ということで時計台の場所にアーケードを造るための杭工事を行います。一度見学ください。
      というか、なかなか飲みにいけませんね~!私はいつでもOKです。ご連絡ください。
      ちなみにEZは競合です。写真の機械は08ですね。私どもは12、25がメインですが08も用意できますので宜しくお願いいたします。 

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2007.08.19

団塊の家

今日は、朝10時より昼の3時までリーフハウスの打ち合わせを行いました。
お盆に愛知県の豊田市から里帰りで来られているのを活かしての打ち合わせです。
本当に団塊の世代の住宅です。
特別な思いがおありで且つパワフル。
正直言って、これが団塊世代のパワーかととても勉強になっています。
物に対するこだわり、昔のものを大事にする精神、
お父様が集めておられたものに対する敬意、
記憶の価値に対する思い
おもろいのう!団塊世代!っていう感じ。
10年違う我々の世代と明らかに違う嗜好。
おもろいのう!
でも、今と違うこだわり、そこには深い深い悲しいくらいの愛情を感じます。
住宅の目指すところ。
その人のための器。
その人が強く輝くための箱。
僕はその方が生き生きとできる住まいを提案したいと思います!

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