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当アトリエにもささやかながら他の設計事務所にはない誇るべきものがありますが、
その中の一つがフレックスタイム昼休みです。
遅くまで仕事をするのに、どうしても夜早くお腹が空かないように、昼休みの
時間をかなりずらして遅めに取ることができるようにしています。
したがって当アトリエのスタッフは、夕方の打ち合わせにお腹がゴロゴロいいましぇーん!
しかし、朝たらふく自宅で食べてこないと遅めの昼食もつらいので、
各自、腹具合に応じて昼休みの時間が自由になっているフレックス制は、スタッフに
喜ばれています。
ただ、難点はお昼を一人ぼっちで食べることが出来る孤独に耐えられるかです。
当アトリエのスタッフは、孤独と自由の表裏一体の意味を日頃かみしめながら成長して
いるのです!

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おとといの日曜日に、プロトハウスご紹介の新規の建て主Yさんご夫婦とご主人の
ご両親も奄美大島から出てこられ、私の自宅の見学に来られました。
部屋の大きさや使い勝手、機能など事細かく説明させていただきました。
その後、現在ご検討中の福岡市内の敷地を2カ所、みんなで見て回りました。
不動産会社側だけの一方的説明だけでは、一般の方にはわかりにくい こともあり、
建物の設計の専門家に違った角度で見てもらうことで、土地に対する捉え方などの
選択肢が拡がり、とてもいい持って行き方だと思いました。
最近、若いご夫婦も含め、土地の段階からのご相談が多くなっており、みなさん
慎重に賢く考えられておられ、感心しています。
千葉で進行中のNさんご夫婦の敷地も、8月に確認に行ってきましたが、もうすぐ
ご契約のようです。
先日、突然アトリエに来られ、レゴブロックで作ったお二人の夢の住まいを見せて
いただきました。当アトリエにとってはじめての施主のかわいいプレゼです。
初の関東での仕事だー!と力んでいたのが急に肩の力が抜けてほんわかした感じ
になり癒されました。
お二人のためにも、もっとリラックスしてつくろうと思います。

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今日は、朝の8時40分に事務所を笠置と出て、苅田町の5 Similar Houseの現場に
行ってきました。
現在、設備関係の配管、配線工事を行なっており、施主の立会いのもと
次回位置の確認を行う予定です。
浴槽の排水位置については、頭の位置をどちらにするかなどそこからの見え方
を確認しながら浴槽の向きを決めていきます。また、風呂リモコンの位置も
お風呂に浸かった位置での操作のみならず、追い炊きボタンを押して入ることも
考えられるので、使い勝手のいい場所と見え方を踏まえて決めるなど、日常の生活
での細かい動きを考慮しなければなりません。
 
その後、苅田町には北九州空港への連絡橋があり、そのデザインをスピングラスの
松岡恭子さんがやられているので、帰りに寄って見て来ました。

土木的巨大なスケールの構築物で、迫力がありました。

これを女性の建築家がまとめていることに凄みを感じます。

この写真は、特にSF的に感じるかっこいいアングルです。
事務所に戻り、次に再度、西に向かって開け!プロジェクトの現場に行ってきました。
今日で上棟後三日ですが、かなり大変らしく、まだ屋根が上がっていません。
ラッパ上に屋根も壁も開いていくので梁の接合部がとても難しく現場で切り刻みながら
一本一本合わせています。
2階に上ってみましたが、目線の上には西の空がダイナミックに拡がり、施主のNさんも
とても喜ばれていました。


出来上がるとこの内観模型のように見えると思います。お楽しみに。

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昨日より、西に向かって!開けプロジェクトの上棟を行なっていますが、
一日で終わらず、二日目に突入。
明日までかかりそうです。
三日もかかるのは、はじめてですが建物が不整形で旗竿敷地ということもあり
手間取っているようです。
まだ、2階に床を張っていないので上れませんが、
ラッパ状に開いた大開口から西の空が切り取られて見える
空の家といってもいいような建物です。

上棟一日目

上棟二日目

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今日より九州産大学の建築学科にて非常勤講師としての授業が始まりました。
まだ1年生なので、建築に対する興味はこれからだと思いますが、
モチベーションが上がるような授業を行ないたいと思っています。
講師陣は九産の小泉先生を中心にY設計室の家原先生(高校の2、3年同じクラスでした)、
建築デザイン工房の谷口先生、MOアーキテクトの尾方先生の計5名です。
毎週、水曜日の午前中に課題の指導を行ないます。
科目は、空間造形演習で前期に近大で行なっていた内容に似ており、コンセプトワークと
形態操作の習熟を目標にしています。
近大の授業も含め、私にとっても造形的な捉え方の参考になっており大変勉強になります。
特に今年の近大では、建築とデザイン学科の統合の成果がようやく感じられるような
印象を持ちました。生徒は、フィールドが拡がった分、目標が定めにくく戸惑いもあるかも
しれませんが、建築という領域を越えたボーダーレスの部分に若さとバイタリティで
入っていければ、面白い考え方の発想が可能になると思います。
彼らのブログを読んでいるとそのような実感とともに、自分自身が専門領域を越えれない
古い建築家になってしまうのではという危機感を持ちました。
これからは、うちのスタッフにも領域を越えた横断的なつながり(友達ではなく)
を持つ意識を持たせたいと思います。

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