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 最近、植物をモチーフにした宣伝広告やデザインを数多く見かけるようになりました。
この前は、朝刊の全面広告の背景として花が使われているものが2面あり、
とても興味を持ちました。
これまで花柄のモチーフは、女性的優しさをあらわすフェミニンな世界だけに
限られていたのが、再評価を経て現代的にアレンジされ、確かにやわらかい雰囲気を
造り出しています。
そう言えば、2007新建築3月号の表紙を飾った西澤立衛氏のHOUSE Aの空間も
透明感のあるフローラルな雰囲気を感じました。これは、庭がテーマ(庭の捉え方も
かなり抽象化されていて面白い)とはいえ植物をあくまでインテリアとして置いてあるだけ
でしたが、これまでの建築写真のシーンとしては異例で、ゆるやかに下がっているカーテン
と相まってやわらかさを表現するための意図的なものを強く感じます。
また、今月の新建築住宅特集7月号には曽我部さんの自邸が紹介されていましたが、
この家では壁面に浅井祐介氏による植物の絵がイラスト的に至る所に描かれています。
理由については、コメントに書かれていませんが やはり最近の建築におけるやわらかさ
みたいなものの表現として敏感に反応しているような気がしました。
 

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 きょうは、福岡県苅田町に計画しているswastika2の地鎮祭に行ってきました。
梅雨入りしているにも関わらず、時折晴れ間が拡がり大変助かりました。
神主さんの声が演歌歌手にしてもいいぐらい良くて、神聖な儀式なのに
思わず笑いそうになりました。こぶしの効いた祝詞奏上で本当にカラオケ
歌わせたらうまいだろうなあなどと、つい別のことを考えていたら、鍬入れの儀式
を頼まれました。
これは、円錐状に成型された砂の盛り土に向かって、鍬を持ち、
最初大きな声で2度エイッ!エイッ!と掛け声を掛け、最後にエイー
と力を込めて言いながら思い切りよく鍬をいれます。
その後、施工業者の代表者と現場担当者の方が木杭を砂の上に立てて持ったまま、木づちで掛け声をかけ合いながら3度打ち込みます。
エイッ! オウー、エイッ!オウー、エイッ!オウー
隣に座られていた今回のプロジェクトのプロデユーサーであるA氏が清々しいねェー!と
思わず言われてありました。
その後、縄張りといって建物のアウトラインを縄で囲ってもらい敷地の中の建物の最終的
位置決めの立会いを行い、無事終了しました。

地鎮祭は、さあ やるぞーと気持ちを引き締める上でも、節目として日本人らしいいい儀式です。
 その後、矢作さんのオープンハウスを北九州市の小倉まで苅田町から近いのと
貪欲なスタッフの笠置が是非見たいと言うので行ってきました。
するとそこに先日、ブログでご紹介しました東京から転勤で福岡に引っ越されて来られて
当アトリエにご相談に来られたNさんご夫妻がおられました。たまたま、また偶然に出会い
ましたが、お二人の住宅への本気度が本当に理解できました。
Nさん!私とも不思議なご縁でつながっているかもしれませんよ!
 さて、久しぶりに拝見させていただいた矢作作品。相変わらず、スキップフロアの
まとめ方がうまく、エントランスから各フロアへ空間が流れるように連続しながら外の
景色を見せていっています。
安定した実力はさすがです。どうも本当にありがとうございました。

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 今日は事務所でずっと「西に向かって開け!」プロジェクトの
実施設計図面のチェックです。
スタッフが書いた図面を、デザインの見直し、機能上の不具合、記入もれ
、記入ミス、図面同士の不一致、寸法の確認など
「ウ,フ、フ、フ僕はサディストかな」と思うくらい
赤いボールペンとピンクの蛍光ペンを使い、図面が真っ赤になるほど細かく
チェックを行なっていきます。
デザイン及び機能については、基本設計の段階で打ち合せを詳細に行ない
すべて把握していますが、実施の時点ではそれをト-タルな検討の中で
確認できますので、どうしても客観的見直しが必要です。
チェックは、設計者として大切な作業の一つです。

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 「かわいい!」という言葉は、これまでとても俗っぽい印象を与えるものでした。
女性が使用する「かわいい」は、とてもキャパシティが大きい言葉で、
物事を判断する正確な言葉として捉えておらず、「オシャレー」を連発する
おばさんと同レベルの感覚的コミュニケーション用語ではないかと思っていました。

したがって、建築や空間を創造する行為において「かわいいから作っちゃいました!」
なんて言おうものなら、何の論理性もないため、バカにされるのが普通でした。

ところが、日本でのおたく文化の影響を受けたアーティストたち(村上 隆、奈良義智など)
の作品が海外でアートとして高く評価され、状況が変わりつつあります。
人間が誰でも本能的に感じる「かわいい」という感情をアートにする。
きわどいところで、これまでの先入観や決められた枠組の突破を図っています。

 建築も従来の価値観とは、違う捉え方がこれから必要になってきています。これまでの
きっちりとした構築的建築ではなく、やわらかい建築、弱い建築、やさしい建築など
新しい時代を予感させるキーワードが出てきていると思います。
いずれも建築が男性的なものから女性的なものに変わってきており、それは一時的流行では
なく今後、加速する方向で進んで行くと思います。
したがってこれからは、女性の感性が無視できない時代になります。

「かわいい住宅」依頼があれば、最初から切り捨てるのではなく、かわいいという感情の
論理性を分析して設計したら、案外面白いものができるかもしれません。

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 昨日、少年ラグビーを通し体育会系の世界について感動したことを
書きましたが、どういう部分かを述べてみたいと思います。

1 目上の人に対する礼儀と挨拶が徹底されている。
2 能力がなくても一生懸命努力していることへの評価が高い。
3 みんなと感動を共有した経験を通し、いつの日かそれが人生の中で
  活かされるんだという励まし。
4 失敗をした選手に対するチームメイトの思いやりとフォロー。

など等あげればきりがないほどあります。企業が体育会系の新入社員をよく採用
する理由が理解できます。

そこで、文化系と体育会系の違いを建築家に当てはめてみました。
あくまで、私の勝手な独断と偏見に基づくものですのでご了承下さい。
   
     文化系                        体育会系

     女性的                        男性的

      複雑                         単純

     しつこい                       さっぱり

      繊細                        大雑把

上下関係があいまい               上下関係が厳格

スタッフに対して優しいが面倒見が悪い    スタッフに対して厳しいが面倒見が良い

     内観重視                      外観重視

     伊東豊雄                      安藤忠雄

     中村拓志                      阿部仁史

建築を創造していく行為に対してそれぞれにメリット、デメリットがあり、どちらがいい
というわけではありませんが、結局、両方を兼ね備えたおかまちゃんの建築家が
理想的かもしれないという結論に至りました。(ちなみに私はおかまちゃんではありません。)

そういう意味では、妹島和世さんは中性的で理想的かもしれません。

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