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観世音寺のS PROJECTとほとんど同時進行で現場が進んでいた
甘木PROJECTも竣工予定が同じ1月末で何とかぎりぎりで
竣工します。
外構工事はお引っ越しの後、既存家屋を解体し改めて
工事着手となります。2つの現場とも心身をすり減らす厳しい状況のなか
全力で対応してきたつもりです。
一部残工事と手直しが残っておりあと少しで竣工です!

      

本日、芦屋Y PROJECTの配筋検査に行って来ました。
ホールダウンのセッティングがスラブコンクリート打ち段階において
あると思っていたのですが、定着長さが後に打設する基礎立ち上がり内で
納まるものがあるらしく、アンカーボルトの位置確認を含め
立ち上がりの検査時に状況の確認を行うつもりです。

施工はさわやか建設さんで
高松社長からの提案により外周部の基礎立ち上がり厚さは
150mmとすることにしました。

建物は敷地に余裕があることを活かし、東西に長く南北方向の奥行きは浅く
なっています。その結果、建物の長さが長いためか随分、大きく感じました。

      

太宰府の観世音寺S PROJECTの足場が解体され
外回りの工事を進めています。
2階建て部分は敷地奥に配置されているため道路に対する圧迫感がなく
モダンですが太宰府という敷地環境に馴染んでいると思います。

        

          

昨年末にJIAの活動を熱心にされている松山くんより連絡があり
建築九州賞の審査委員である西岡弘氏より、最近、若手建築家の応募が減っており
若い世代がいま何を考えているのか知りたいという相談で
JIAで座談会のようなものができないか企画を検討したが
若手の建築家からは荷が重いと断られ
再度、検討した結果、これまで福岡で長く活躍している3名の建築家
(柳瀬、田中、大石)に座談会形式で建築における考え方や賞に対する捉え方など
当日会場に来た若手を巻き込みながら論議し
彼らににエールを送る内容で行いたいということでした。

その後、年末に事前打ち合わせとして田中さんの事務所に集まり
タイトルを「さらけ出す建築」と決めました。
さらけ出すとは前向きな言葉として捉えており、建築を造るという行為は
さらけ出されていろいろな評価を頂き、社会性を獲得していくものであり
我々3人の建築家はさらけ出しながら建築家人生を歩んできたことを
若い人達へ伝えたいという気持ちから出てきたものです。

また、こういう集まりに対し柳瀬さんや田中さんも含め、
自己紹介を兼ねた一人10分ほどのプレゼ準備をしプレッシャーを感じながら
(ボクも含めみんな真面目ですので)例会の日を迎えました。

例会は通常人数の3倍ほどの90名が集まり盛況で
ボクのアトリエOBはほとんど参加していましたが期待の若手は少なく
少しばかり残念に思いました。

会の冒頭に西岡氏よりタイトルの「さらけ出す」という意味がネガティブである為
相応しくないという強烈なパンチを食らいました。
そんな言葉がいきなり出るとは思っていおらず、即座に反論できない
自分の頭のキレの悪さに悔しい思いをしました。
「さらけ出す」が何故ネガティブなのかよくわかりませーーん!!と言えば—-
良かった-----–。

本来、我々3人は自分たちがしたくてこの場にいるのではなく
頼まれた結果、若い世代とのディスカッションの場になればと思い、
さらけ出しているのですが-----。

挙句に小説家への転向を目指しているY設計室の家原からも
「オオイシ!オレもさらけ出す建築というタイトルは疑問だぜ!!」と言われ
小説家から言われるのであればそうかねえと返すものの
ちょっと頭に来ました。
「さらけ出す建築」は間違っていないぞーと今、ブログで叫んでも
あとの祭り------。

ところでディスカッションですが、司会の松山くんが孤軍奮闘するものの
その後、肝心かなめの西岡氏や若手に話を振っても反応がいまひとつで
なかなか難しいなあと思いました。

結局、世代間の価値観の差をボクは西岡氏に感じるとともに
若手の方はボクたちに感じたのかもしれません。
もしそうであれば、それで良かったとあくまで前向きに捉えています。

        

明けましておめでとうございます!
当アトリエは今日から仕事始めです。

このブログを始めて今年の5月で10年になります。
この10年-----いろいろあったなあ-----–。
いろいろあったので短いようで長く感じます。
大変だったけれど苦しいことはみんーな忘れ
意外と面白かった10年かもしれません。

さて今月は怒涛の1ヶ月になりそうでガンバルぞー!