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8月初旬の竣工を目指して進んでいる遠賀 S PROJECT。
現在、室内の米杉天井張りがほぼ完了しました。
米杉材は濃いめと薄めの板材の色の差が激しく、
ある程度、濃いめと薄めを選り分けして張ってもらっています。
(それでも2~3枚濃いめのものが入っているのですが-----)

この住宅は外部デッキ側に庇が2mほど張り出しており、
通常ならば奥のリビングスペースが暗くなってしまいがちですが
断面形状を屋根形状に合わせ上がって行く天井部分(白塗り)と
軒の出と同じ米杉材が張られた水平方向に延びた天井の2重天井とし
フラットな天井をU字形に切り取り、南の光が横から入るようにしています。

夏至と冬至の太陽高度によって、夏場はリビングには直射光が入らず
冬場は直射光が奥まで射し込むようになっています。

ポーチは2台分のゆったりと取られた駐車スペースに沿って
アプローチするようになっており、切妻屋根の変形バージョンで
片方の屋根が巨大な片流れになっています。

   

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