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2年前に竣工した熊本のLight Through Houseの竣工写真を
当アトリエのホームページに本日アップしますので興味のある方はご覧下さい。

このブログでは撮影当日、立ち会った際にボクの方で写したものをご紹介。

この建物のコンセプトについてはホームページをご一読下さい。

    

当アトリエOBでノットイコールの有吉君が手掛けた住宅の
オープンハウスへ行って来ました。
3月に竣工し、施主の方が住まわれている状態で
ごく一部のプライベートな形でのオープンハウスでした。

南北方向に長い約20坪の敷地に延床20坪の小住宅です。
建物は陸屋根の総2階建ての建物の手前に三角屋根のギャラリーが付いた建物。

奥の2層の箱は、間口が2.25m奥行き3.64mのユニットを
2列×2列の4つ並べた単純な平面ですが、
4つ並べた壁がクロスする中央部を欠き込むことで
4つのユニットへの動線上の動きをコンパクトに確保するとともに
4つの箱の領域がそれぞれの下がり壁によって規定されながらも
空間的な拡がりが得られています。

素晴らしいと思ったのはクライアントが限られたスペースを
うまく使われとても気持ち良いスペースとして住みこなされていることでした。

最近、大型の住宅ばかりを設計していると空間的な広さについて麻痺しがちですが
このような空間に出会うと初心に戻ったようなハッとした気持ちにさせられます。

この住宅は有吉君にとって1戸建てとしては初めての第1作。
上々の出発でとても嬉しく思います。

ガンバレー

   

きょうは快晴の中、甘木 PROJECTの地鎮祭に立ち会う。
計画道路に抵触する部分のご自宅の一部を解体、
広々と見える跡地に新しく建物を建てます。

奥の建物から移られた後、
建物を解体し親世帯へのアプローチスペースになる予定。

地鎮祭において毎度見慣れている光景ですが
今回、祭壇をじっとみていると神道というのはシンプルだなあと思うとともに
ジグザグになった白い紙きれって
どんな意味があるのだろうかと思いました。

最初は鏡が太陽でそのまわりにまとわりついているジグザグの紙きれは
雲の抽象化されたものだろうかと思いました。

そこで調べてみたところジグザグの紙きれは紙垂(しで)と呼ばれ
稲妻や雷光を表し雨を呼んで豊作を願うものということが判明。

縄をよった紐で領域を作り、そのよった隙間に紙垂が射し込まれるという
きわめて簡潔で合理的。

神道の器や飾り物には簡潔な日本的美意識が表現されていると思います。

    

2016.05.11

花束も奥深い

先日の妻の退職でたくさん戴いた花束を花瓶に差していますが
次第に花びらが開きだしたものや最初から満開のものなど
様々に違いを観察することができます。

花束というのはまず、だれがどのような目的で、どのような人に贈るのか。
そして、それはその後、どのように扱われるのか。
というような様々なことを想定しながら、組み合されているように思いました。

まず、送り主が男性の場合、それを持って街中を歩くことを考えて
様になるような配慮をしていることに気づかされました。
長男が贈った花束は個性的にラッピングされ
普通あまり見ない黒いリボンが結ばれていましたが
確かに男性が花束を女性に手渡すために持ち歩くのであれば
ダンディに見えます。

また、贈る相手の年齢やどのようなお祝いかによっても
花の組み合わせが変わってきます。
若い人であれば、ピンク系や水色系だったり
年配であれば、落ち着いた色味を入れたりなど。

次に花の咲いた状態をどの段階のものを組み合わせるのか難しいところです。
持って帰ってもらった後、つぼみが開き、しばらく咲き続けるものや
贈った時に満開状態のものなど様々な状況を勘案しながら
花束が作られているということに改めて気づかされました。

花束って奥深い!

みなさーーん! 
黒いリボン(ゴールドのラインと英文字入)を指定して花束を持ち、
街中を歩けるダンディな男を目指そう!!

     

2016.05.09

妻の定年退職

きょうは妻が長年勤めた会社を定年で退職する最終日。
7月の誕生日まで有給休暇を使う必要があり、
実質の仕事はきょうで終わりらしい。
東京で働いている長男より連休前にLINEで連絡があり
今回の連休は帰れないということにして、
退職日の前日に福岡に入り、翌日の花束を予約して、
サプライズで職場へ持っていくということでした。
長男の企画に感心したのは、
フェイスブックを通し母の職場の同僚の方に連絡を取り
この企画について相談をしていたこと。
ボクなどは最終日の妻の職場での動きがどのようになるのかなど
全くわからない状態でしたが、かれは事前に連絡を取り
花束を持って行く時刻と場所について確認をしていたようでした。

終業時刻の16時前からお世話になった会社の方々50~60人ほどに
集まって頂き、上司や同僚などからねぎらいの言葉を頂き
最後に長男が呼ばれ、サプライズの花束贈呈とスピーチになったそうで
全く予期していなかった妻も涙の中で驚くとともに
みなさんへ最後のスピーチを行ったということでした。
本当によい親孝行をしたものだと、
ボクはなにもしていないながら(帰福しないというウソをついて協力した程度や
花束代を半額出した程度です------)
長男に対しありがとうの気持ちでいっぱいになりました。

一人ではとても持ち帰れないほどの花束をたくさんの方々から戴き
長男が運転する家の車に載せ帰って来ました。
その後、近くのイタ飯屋で家族だけでのささやかなお祝い。

妻は大学を卒業してからの37年間、まわりの人に支えられながら
仕事と育児の両立で頑張ってきましたが、
よく続いたものだと感心するとともに、
本来、仕事をすることが好きであり
会社に対する愛社精神が強かったことも
辞めないで続けることができた一因かもしれません。
ふたりの母は専業主婦であり、
ともに働く母親のバックグランドがあったわけではないのですが
ボクも女性が働くことに特に抵抗もなく
積極的に応援もしてきました。
もうすぐ60才!ですが------まだまだ働いてもらって構いません!

がんばってねえ!!

わが家は戴いた花の香で溢れています。