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前回、ブログで書いた「9ヶ月ぶりの実施設計」ですがスタッフとともにアトリエ全員で
大刀洗T PROJECTの図面を1ヶ月で描き上げ、現在、ボクのチェックに基づき
図面の修正を行っています。

ボクの担当図面は矩計図2枚、部分詳細図(基礎回り、棟先納まり、けらば納まり、門扉
表札、メンテ用キャットウォーク)2枚、玄関扉スケッチなどなど。

部分詳細図は今回家具詳細、開口部詳細も含め9枚になりました。

老眼のためか2時間以上パソコンの画面を見続けていると目がかすみ、疲れてきます。

もうそろそろ、実施図面はスタッフに全て任せたいのですが(チェックは必ずします)
まだ、3年目では難しいと思い、矩計図は構造との調整が必要で
プロポーションのチェックを兼ねるため極力、自分で描くようにしています。
特に今回の大刀洗T PROJECTは、十字型のプランに対し3方の片流れの屋根が
中央部に向け勾配が下がっているため構造フレームの架け方が難しく
(難しいのは内部の天井形状を屋根勾配に合わせて表現しようとしているためで
それが無ければどうにでもできることであって、こういうところでのこだわりによって
結果が大きく違ってくるところがデザインとしての面白いところです。)
ようやくアクソメによるスケッチで納まり方を見つけました。
この部分を突破するのに時間がかかりました。

明日の土曜日に施主への図面説明を行い、来週月曜日に筑羽工務店のハタさんに
図面を渡し見積もりをして頂く予定です。

さて今日からは来週末にプレゼ予定の
遠賀T PROJECTの案を一気にまとめる作業に入ります。
(あらかじめプランと立面のスケッチは2週間前にできています)

きょうの午後7時からは第3回建築勉強会でNKSアーキテクツの末廣香織氏によるプレゼ。
当アトリエはスタッフも含めもちろん全員出席です!

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