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NHK朝の連続ドラマは、これまであまり見ない方だったのですが
「カーネーション」は初めて非常に面白く拝見したものの
「梅ちゃん先生」も観る気になれず(堀北真希は、ALWAYS三丁目の夕日のむつこ役だけが
大好き) 大ヒットした「あまちゃん」も途中で止めました。
(がちゃがちゃしててついていけない)

ところが「ごちそうさん」はずっと観つづけています。
生活における食文化が人生の中のシーンを彩るうえで
「食べる」という行為は
「生きる」という意味を持ち、根元的なものです。
このドラマは常にこれを起点として描かれ深く考えさせられます。

そうしたなか、戦争中における食に対する国家による統制は
ひしひしと戦争を通しての国家権力の怖さを感じさせ、
連続ドラマとして毎日毎日、我々の日々の生活と同時進行のように描かれることで
どんな戦争ドラマより戦争がもたらす恐怖を感じました。
そこで初めて連続ドラマとしての凄さを感じました。

毎回、背景として流れるクラシックのような選曲(東日本大震災復興ソング「花は咲く」の
作曲者菅野よう子氏による作曲です)は、
このドラマを格調高いものにもしていました。

その「ごちそうさん」が今週で終わります-----—-。

果たして悠太郎は、戦地から無事帰ってこれるのか-----死なないで欲しい!!

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