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これまでお世話になっていました浜の町病院が昨年10月より
KBC放送の北側の船溜まりにある敷地に移転し、すべてが一新された病院になりました。

移転後も母の定期健診で新病院へ連れて行っていましたが
2月6日に救急車で運ばれ、それ以降入院しています。
数値も納まり、あと2週間ほどで退院できそうですが
今回、新しくなった病棟も体験でき、患者が使用する病室、通路、外来、待合など
ゆったりとした広さで、日本の病院も欧米の施設と遜色がないほど充実してきたことを
実感します。

外観と待合ホールは最近の病院では珍しく、金属的材料が多用されており
先端的医療施設としてのイメージを受けます。
済生会病院などはアクロスの南側の敷地に10年以上前に建て替わり
外観は曲面のモダンな印象を受けますが、内部は温かみを強調するあまり
やぼったいインテリアデザインで、病院側からこの手の要望が上がることは
容易に推測できます。
そういう意味において、浜の町新病院のイメージ一新は
医療側としては大英断であっただろうと思います。

通常、400床から500床クラスの病院においては、1,2階に外来診療、3階に手術部門
4階以上に病棟部門を積層する計画が一般的ですが
一番のポイントは病棟部門における1看護単位に対する病床数と病室のt配置計画によって
全体像が決まるといっていいと思います。

新浜の町病院においては、建物中央にライトコートをとり
1フロアに2つの看護単位を設定、建物を八角形をベースに十字型に突き出すことにより
各病室への採光が確保されています。
通常、1看護単位の病室数は40~50床前後であり
1フロアに100床近いベッドがあることになります。
2つの飛び出した建物の根元部分にナースステーションが夫々あり
さらに2つの飛び出した部分にも十分な広さのスタッフコーナーが用意されています。

ナースステーションもきちんと整理整頓がされています。

ライトコートに面した病棟への入り口

4方向へ突き出た先端部にあるデイルーム

病室は6床から4床になり広くなりました。
廊下側は収納ユニットと洗面スペースがあります。
ベッド間を仕切るカーテンは昔は上までありましたが
上部がメッシュ状になって光が入るものが当たり前になりました。
これまでベッドヘッドには医療ガス(酸素、エア、吸引)の差し込み口や
吸引ボトルフック、ナースコール、照明などを組み込んだ
横型ケアユニットが設置されていましたが
4床室になったことでベッド間の仕切りを兼ねた収納ユニット上部に
1か所共用で医療ガスの差し込み口が設置され、すっきりと見えます。
吸引ボトルのフックは収納ユニットのそれぞれのベッド側に向けた引っ込んだところに
フックが設置されボトルが収まるようになっています。
ベッドも全て電動ベッドになりました。

浜の町病院の血液内科は西日本地区における骨髄移植において
非常に高い医療レベルにあるそうで病院も新しくなり
今後、九州における高度医療の施設として期待感が高まります。

患者及び家族にとってはストレスの少ない快適な病院になっています。
(待ち時間の長さはあまり解消されていませんが-----—-)

“新しくなった浜の町病院” への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    お母様、ご心配だったわね。でも、退院されるとの事、ほんと良かったね。お母様も、大石君がお傍に居るからご安心よね。
    浜の町も、なるだけ待ち時間が少ないように努力はしているんだけど、血液内科は中々(^_^;)。ご迷惑をおかけします<(_ _)>。まだ、私も病棟には入った事がなくって、沢山のお写真を (人´∇‘)ありがとう♪。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    お久しぶりです!
    母も何かあったときは、浜の町病院へ行けばよく
    安心して頼りにしているようでとても助かっています。
    父も姉も浜の町で亡くなりましたので
    ボクも最後は浜の町でお願いしようかなあと思っています。

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