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先週の土曜日、仕事が終わって妻を車で迎えに行き、
キャナルシティのユナイテッドシネマで12日から上映が始まったゼロ・グラビティを
二人で観て来ました。
ネットで調べて前評判がいいので、久しぶりに3Dで観ることにしましたが
宇宙空間における360°方向の浮遊感を体感するには
もっとも3Dとしての必然性を感じる映画です。
これまで宇宙空間を描いたSF映画はたくさんありますが
この映画における無重力状態の表現は極めてリアルであるとともに
過酷な環境のなか、美しい地球の姿を
我々人類は生命を人工的に維持することによって
眺めることができることを思い知らされます。

登場人物は男と女、2名の宇宙飛行士だけであり
過酷な空間のなか孤独で絶望的な生きるための試みが描かれていきます。
ジョージクルーニが沈着冷静なとてもいい役を演じており
あのような状況下においての彼の行動と
相手をパニックにさせない配慮ある会話は素晴らしく、
ジョージかっこいい!!と思ってしまいます。

極限の状態でも生き抜くために最後まであきらめず考え抜くことによって
過去を引きずった自分から再生する物語にもなっています。

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