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きょうの朝起きて、リビングのファンヒーターのスイッチを点けると
現在の室温が表示され、7℃。
これまでで一番低い室温です。
おお寒い!!ブルブル!!
今年は例年になく寒く感じる気がします。
独立して最初の物件の施主から
「オオイシさん!木造の1階寝室は寒かねー!鼻の下にツララができるばい!!」
と言われたことを思い出しました。
(断熱材を床下、壁に入れていましたがマンションから引っ越されたので
特に違いを感じられたと思います、また15年前の物件で当時は開口部に
複層ガラスを使用していませんでした)

今月初めにおととし竣工したCITY COURTの施主の方より
今年は非常に寒いので設計時に予定していた蓄熱暖房機を
設置したいとのお話があり入れたばかりですが
日本スティーベルの平原さんに設置後の外気温に対する2、3階の室温データを
取ってもらったところ外気温が5~10℃前後の変動に対し
室温は20℃前後で制御できていることがわかりました。

このシステムのよいところは、ランニングコストが抑えられ室内温度差の解消とともに
エアコンの風が苦手な方に熱対流による全室暖房のため
自然な温かさが得られるところだと思います。

ボクの自宅は10年前に建て、開口部が大きな住宅でガラスは複層ではなく
全てシングルガラスのためいわゆる夏暑く冬寒い住宅です。
(それでも快適に思っています)

最近5年間は設計するどの家もすべて複層ガラスを入れるようにしていますが
複層ガラスは大きな開口部になると製作寸法の限界があるとともに
かかるコストも非常に高価になります。
デザインとどのように両立させるのか難しい場合もあります。
最近は大きな開口部を作るのではなく、むしろ壁によって分割を行ってみる方法も
模索しています。

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