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自民党の総裁選挙において安部晋三氏が5年前に続き、
再度総裁となりました。

総裁選出馬を巡っては、5年前の健康事情による政権放り出しのイメージが強く
テレビのコメンテーターを含め世間の反応はあまり良くありませんでした。
ボクがよく見ている「そこまで言って委員会」では、
右寄りの番組内においての評価で、当初散々でしたが
時々出演もされ、これまでの政治的混迷を踏まえ、
最近、再登板を望む声が次第に上がっていました。
そういう番組を見ているからか、
1年にごとに総理大臣が変わるようなきっかけを作られたのは安部さんからであり、
健康問題での不本意な降板劇だったことも考慮して
もう一度やってもらい安定した政治状況に変えて頂きたいという思いがあります。

若い時は「安定」という言葉に対し反感を持っていましたが
長く続いた自民党政治に対し
変換を込めて支持した民主党政権への期待に対する失望や、
領土問題を巡り隣国から揺さぶられているような状況を踏まえると
まずは政治的安定を求めたくなります。
大阪の橋本市長が主宰する日本維新の会に対して
当然ながら日本のシステムを変えてほしいという思いもありますが
民主党政権の失敗を見ている国民にとっては
政治に勢いは必要であるものの
次第にもう少し時間をかけて見てみようという気持ちになっているのではないでしょうか。
日本維新の会に対しマスメディアは煽り過ぎだと思います。

だから、今度は安倍さんに絶対にこけてもらっては困ります。
5年前2007.08.30の「ボクちゃんを救え!」という見出しの当ブログにおいて
お友達内閣として批判されていることをご紹介していましたが
今回はその反省を踏まえどのようにされるでしょうか。
もし安倍さんの自民党がまた200兆円にも上る
日本国土強靭化計画のような公共事業を
過去の日本列島改造のように持ち出すならば
一挙に幻滅してしまうと思います。
鳩山前総理の「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズは決して間違っておらず
新しい時代の変革を感じたものですが誰かこれをきちんと着実に
実行に移してくれる政治家が出てきて欲しい!!

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