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きょうは、人吉へ。
一人で運転しながらAMラジオをつけるとちょうど「テレフォン人生相談」が
流れていました。

福岡ではKBCラジオが朝の11時15分に放送されているもので
1965年から始まる全国放送の長寿番組ですが
若いときは人の悩みなど聞く余裕や興味もなく、ほとんど聴いていませんでした。

ただ人生いろいろなことを経験してくると、
人の悩みが身に染みて感じることもあり
最近では時々聴くようになりました。

アトリエで時間になるとラジオをつけボリュームを上げ
聴くこともあり、たぶん若いスタッフはあきれていると思います。

毎日、パーソナリティが変わるのですが、
きょうは加藤諦三氏でした。

加藤氏といえば、高校の時に彼の著書「高校生日記」を読み
とても触発され自分も日記をつけようという気になり
3年間青春の断片を綴るきっかけをつくってくれた方です。

「青春日記」は彼が都立西高から東京大学に入学するまでの
初恋や性の問題、学校生活について綴ったものが本になったものです。
僕にとっては青春時代の懐かしい記憶です。

そんな加藤さんが今日の相談の最後に

「優柔不断な人の目的は責任から逃れることにある」

という言葉で締めくくられていました。
相談される方には大変厳しい言い方かもしれませんが
この言葉はとても言い当てた格言だと思いました。

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