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10年前に、このホームページを立ち上げたときからJCOMのサーバーを使っていましたが
うちのホームページの場合、JCOMサーバーの中でも奥の方にあるためか
検索ロボットになかなか引っかからない状態になっているようで
通常、当アトリエの名前を知らない方が検索した場合、
これまで、認知されにくいシステムになっていました。

そこで今回、SEO対策を含めホームページをリニューアルすることにしました。
ホームページのリニューアルは2度目になります。

これまで手掛けてきた物件の竣工写真の画面が大きくなるとともに
操作性が格段にわかりやすくなっていると思いますので
興味のある方は覗いてみて下さい。

今月の「新規の施主との面談」というブログにおいて、
面談に至る前に土地選定のご相談に当アトリエが応じているということを読まれた方より
土地の購入段階でも相談に乗って貰えるならば相談したいという連絡があり
昨日、アトリエでお話を伺いました。

土地購入前にどのようなボリュームの建物でどのくらいの予算が必要で
その場合、土地の広さをどのくらいで抑えればいいかなどが
事前にある程度、イメージして購入されると土地に対し必要以上に
費用をかけずに済む場合もあると思います。

これからの土地購入の在り方として、
買ってから家の広さを決めるのではなく
予算を考慮しながらある程度住宅のイメージを持たれて
土地を購入するようなやり方に変わると、
逆に住宅の方に少し予算を増やしたりすることも
可能になるのではと思います。

また、土地の形状によっては
住宅を建てるにあたって造成などの費用がかかったり、
隣地側との高低差により、がけ地条例に引っ掛かって建てる範囲の制約があったり、
ものによっては建築基準法上全く建てられないにも関わらず、
売りに出されている土地などもあり、
事前に十分注意しておく必要があります。

そういう意味において、設計事務所への土地購入の相談を
事前に行うことはいろいろなメリットがあると思います。

みなさん!是非相談しましょう!!

2012.04.21

高級とは?

現在進行中物件の施主とのやり取りで、
これって高級感がありますよねという質問がありました。
一瞬、戸惑いました------。

(これまで施主からこのようにストレートに尋ねられたことがなく
確かにこれほどお金をかけるのであれば、出す側としてはそれに見合うものを
求められるのは当然なのですが-----—。)
こういう場合、空間や生活シーンを通して豊かさが感じられるような建物ですよと
言っても、答えになっていないような気がしました。
つまり施主が求める高級とはあくまで物質的なものだと思われ、
それは物質的な広さでもなく、物質的材料感が問題のように思いました。

その後、事務所でその件についてスタッフと話していると
モダンデザインにおいては、要素を極力省きながら空間を表現していくことであり
壁の一部に石を使ったり、窓にゴージャスなカーテンを下げたり
照明にシャンデリアを使用したりすることはあまりしません。
(最近の建築では意図的に装飾的な要素を取り入れることでミニマムとは違う方向性を
模索しているものもあり、一概に論じることはできませんが-----–)

それで施主が求める「高級」をどのようにバランス良くまとめているのか考えてみると、
まずは、ミニマリズムの大御所ミース・ファンデル・ローエの
バルセロナパヴィリオンにおいては
壁の材料に大理石を使用し、柱はクロームメッキのピカピカした柱で
ミニマムな空間にも関わらず高級感が表現されています。


バルセロナパヴィリオン、1929年のデザインなんてとても思えません。

現代のミニマリズムの建築家として有名な小川晋一氏の住宅は
壁、天井の要素が極めてミニマムに作られているものの
床にはトラバーチンが使用されている建物をよく見かけます。

また有馬裕之さんが設計された住宅にも真っ白な大理石が貼られているものがあります。

さらには安藤忠雄氏の住宅では内部もコンクリート打ち放しのストイックな仕上げにおいて
床材に大きな巾の無垢材と小巾の無垢材を交互に貼り分けるなど
どれも床材によってバランスが取られているように思いました。
ただ、安藤さんの場合、コンクリート打ち放しによる表現が
緻密な監理によって高級感を獲得するまで高められているのかもしれませんが。


安藤忠雄氏が設計した住宅

そう言えばNKSアーキテクツ(末廣さん)の青葉台の家も
床が大理石だったことを思い出しました。
(オープンハウスで見て、どうしてここが大理石なのかと思っていたのですが-----–。)

したがって、モダンデザインにおける「高級」への対処方法は床材に
高級感のある材料を使用することだろうと思ったのでした-----—。

なーーんだオオイシさん!知らなかったの??と言われるかもしれませんが-----—。


外国の照明メーカーであるルイスポールセンから
アトリエ宛てに新しいカタログが送られてきました。

これまでの照明中心とは違い、
照明と空間との関係を見せるかっこいいカタログになっています。
たぶん、普通に購入すればいい金額になると思いますが
ただで貰えるなんて設計事務所としての特権かもしれません。

そのなかで、ジャン・ヌーベルが設計した
ニューヨーク、ソーホー地区に建つ建物の
ペントハウスガラス天井から吊られた、
ポール・ヘニングセンデザインの
アーティチョークの写真が紹介されていました。

アーティチョークの羽根は通常メタルタイプになっているのだそうですが
これは、それがガラスタイプになっており、
光が透過して周囲に広がります。
さらに昼間の光を受けた半透明の美しさを感じさせます。

このような半屋外のようなスペースは
特に高層ビルのペントハウスにおいて
自然との接点としてとても重要な場所かもしれません。

さて、昨日、見積もりが出てきて今日より調整中ですが何とかなりそうな感じです。

昨日に続き、月曜日の今日もいい天気。
先月東京に行った時に思わず衝動買いしてしまったスクリーンを
ゲストルームに下げていますが、この時期になると太陽の角度が少し高くなり
2階の水盤より光が通過して1階のゲストルームに
ゆらめきながら落ちてきます。
そのゆらめいている壁をバックにスクリーンを下げていますが
もう1セット追加して幅を拡げようと思います。

このスクリーンは1枚が30cm四方のサイズでできており
それをつないで大きくすることができるようになっています。
1箱に12枚入っており、約5500円ぐらいでした。

取り扱い アークトレーディング

url www.arktrading.jp

さて、明日はいよいよ見積もりが出てくる日。
果たしてどのぐらい予算オーバーでしょうか-----—?