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2週間ほど前に日本テレビの下請けの会社より連絡がありました。
そこは、朝の8時より放送されているスッキリ!!という情報番組の
スッキリ!!!ハウジングというこだわって建てられた注文住宅を
紹介するコーナーのリサーチを行なっている会社のようで
ボクが手掛けた住宅として「parallel」、「HOUSE O」、
「River Side House」、「Framing House」
「5 Similar House」の5軒で企画にあげるので
その中から制作スタッフが選んだ住宅の施主様の出演交渉に
協力していただけないかということでした。
ただ、他にもいろいろと候補があり正式に決まるかどうかわからないので
3ヶ月経っても連絡が無かった場合は、
別の方に決まったということをご了承下さいということでした。

そして、昨日、日本テレビの番組スタッフより
「5 Similar House」の取材をお願いしたいとの連絡がありました。

そこで、どうして5similar houseに興味を持たれたのか
尋ねてみると、「家の中に箱がある」ということと「丸い穴の空いた空間」に
興味を持たれたということでした。
テレビ局側の興味というのは、視聴者向けに興味が湧くような題材を
探されている場合が多く、その視点は独特なものがあります。
「家の中に箱がある」と言われ、一瞬どこにあっただろうかと考えたのですが
よく聞いてみると、リビングホールの天井の高い空間の中にL字と逆L字状になった
箱があるというものでした。
なるほど、そのように言われるとそう見えますが、
今までそのように意識して作った認識は全くありませんでした。

また「丸い穴の空いた空間」というのは2階の子供室に
上がるための階段スペースですが、
どのような機能のスペースか理解していないと
確かに不思議に感じられるかもしれません。
3人の子供達が毎日、自分の部屋に上がるのに何だか楽しくなるような
不思議な光のスペースとして作ったということを話すと
理解されていました。
(実は理由は別にあり苦肉の策でそうしたのですが-----—-。)

早速、施主に連絡して取材依頼のお願いをしたのですが
お二人とも共働きで3人目のお子さんが生まれたこともあり、
全国放送に見せる勇気と片付ける気力がないということで断られました。
残念ですが止むを得ないと思います。

それにしても、全国放送の取材となればわざわざ九州まで経費もかさみ大変だし、
関東近郊にはいくらでも面白い住宅はあると思うのですが
インターネットを使っての建築事務所のホームページをリサーチされており
マスメディアが雑誌以外の個人の情報媒体も対象にしていることに大変興味を持ちました。
結局、雑誌よりインターネットによる検索システムの方が圧倒的な情報量があるからで
より選択できる材料は豊富にそろっています。
もちろん、学生などはこの検索システムにあまりにも頼りすぎ
いい加減な人間ほど探すことを程ほどにする結果、
情報が似てくるという弊害も生まれており
大学の建築の非常勤講師をしてて、そのように感じることが多々ありました。

それでも、この新しい時代に少し引っかかって生きれて面白いし良かったと
オジサンは心底思うのでした-----—-。

きょう月曜日は、週末にお引越し予定の百道M PROJECTの
設計事務所検査を行ないました。

まだ、工事は完全には完了していません。
正面エントランスの門扉を
前田建具の前田さんが取り付けているところです。

車の駐車スペースとしてピロティ部分に2台分を確保し
門扉をフルオープンすると奥のプライベートな庭にもさらに1台分の縦列駐車が可能です。

二つの箱の間に取られた階段スペースには上や中庭側から光が射し込み暗くありません。

2階は南からリビング、ダイニング・キッチン、サニタリーの三つの箱に取られた
スペースが光のヴォイドを介して繋がります。

水曜日までに指摘事項の手直しを終え、木曜日に引渡しを行います。

2011.03.05

千葉の現場

きょうは、朝の5時に起床。
急いでシャワーを浴び、仕度をして5時40分に自宅を出発、福岡空港へ。
6時20分には到着し、JALの自動チェックインで航空券のバーコードを当て
席の指定を選択するのですが、うまくいきません。
近くのJALの係員の女性にそのことを告げると、きょうの7時5分発の便には
修学旅行生が一緒でお客様の席は、その近くしか残っていません、
もしよろしければクラスJのシートが空いており1000円追加されると
そちらに座れますと言われました。
さすが、JALも商売上手になったなあと思い、即座にお願いしました。

チェックインを行ない、出発ゲートで待っていると
来ました!修学旅行生たちが-----。

じっくりと観察してみるととても野暮ったく、イマドキ、東京へおのぼりさんみたいに行く
九州の女学校って一体どこの田舎の学校だろうかと思っていました。
よく見ていると、イタリアコース、筑紫女学園〇番という台紙を持っている女の子がいます。
エッ!筑女? 田舎の高校じゃありません。
へえー!ということは、羽田の国際線化により羽田経由でイタリアに行くっていうことか?
うちの高校の女子生徒の方が80人しかいなかったけど、かわいい子は多かったなど
もう54歳になる彼女らを一度も同じクラスにならなかったオジサンが
勝手に比較しながら見つめていることなど誰にもわかりません。

羽田には8時35分に到着。

ボクの大好きなコロッケそばはこういうホームの中にある立ち食いそば屋にあります!
途中、少し寄り道して10時半ごろ千葉の現場に到着しました。

64歳の現場監督の方と54歳になる設計者の組み合わせ。
老老コンビでがんばりました!
設定地盤レベルの確認が必要だったため、
レベル測量の助手として目盛の入ったバーを持ち手伝いました。
縄張りと言ってあらかじめ現況敷地にセッティングされた縄によって
建物のアウトラインを確認し、
建物が設計通りの位置かどうか巻尺で計り確認しました。
設定地盤レベルと道路とのレベル差、土の取り方、勾配のつけ方など
いろいろと確認をし打ち合わせを行ないました。
監督の方は細かい方で安心しました。

建設会社が手掛けている住宅がボクが設計しているテイストとかなり違い
木をたくさん使用したものが多いため
事前に施主の方が実際竣工間際の住宅を見学されていました。
そこでボクにも一度、何か見てもらうよう要望されていたため
現場より比較的近い3月末竣工の住宅の別の現場に連れて行ってもらいました。

木造平屋の三つの切妻の棟が分かれて建ち、
外部の仕上げは木の板材を150ミリピッチくらいの
リブ状のボーダーによって押さえ、黒いオイルステインが塗られています。
へー!こんな建物も施工されているんだと思いながら中に入ると
三つの棟をつなぐ廊下と水回りは天井高さが1950ミリに抑えられています。
そこで、この建物を設計されている方は何ていう人ですかと大工さんに尋ねると
あー、確か、ホリベっていう人ですと言われました。
エッ?すいませんがホリベって堀部安嗣さんですかと尋ねると
あー、そういう人でしたと言われました。
堀部さんと言えば、吉村順三に始まる日本の住宅設計の王道を受け継ぐ
もっとも期待された建築家として有名な方です。
胸躍る気持ちで見させて頂きました。 

2011.03.03

言葉の枯渇

何だか最近、だんだん忙しくなってきました。
やはり、消費税増税を見越されての動きが活発になってきているのでしょうか。
忙しくなると頭の中が仕事のことで一杯になり
日常のさりげない断片や
スタッフとの面白いやり取りや
世の中の動きに対する捉え方などについてのことばが
いくら考えても全然出てきません。

今週の月曜日に住宅を検討されておられる施主ご夫婦
(松山くんが設計した建物の横の敷地)
をご案内して市崎のHOUSE Oと篠栗の家にお連れしました。

当初、和風モダンを嗜好されておられたようですが
当アトリエが出したポートフォリオでのHOUSE Oの写真を見られ、
海が見える落ち着いたリゾートフルな住宅でもいいかなと思われ出されたそうです。
果たして篠栗の家も見られどのようになりますか?

HOUSE Oも篠栗の家もつい最近、
積水ハウスの設計部の研修に協力して頂いたばかりでしたので、
どちらの施主の方にも再びご迷惑をおかけし申し訳なく思っています。
ただ、今回は仕事として決まるかどうかの見学でしたので
何とか頼み込んだところ、快く引き受けていただけました。
本当に有難く思っています。

是非、当アトリエに決めて頂きたいと思っています!

ところで、篠栗の家の見学にはスタッフのフジヤマも同行させましたが
彼女はオープンハウス以降の住まわれての見学は初めてで
オープンハウス時より住まわれての素晴らしさに感動していました。
施主の奥様はボクのブログを読まれているらしく
あなたがあのフジヤマさん!とにこやかに受け入れて頂きました。

そのフジヤマも最近、忙しいためかブログに載せるほどの面白い話が出てきません。
フジヤマちゃーーん!
なんか面白いはなしをちょうーだぁいー!!

昨夜、商店街通りを歩き、「しばらく」の前を通ったら
みなさん!お待たせしましたという看板で
内装も少し改装され営業を再開されていました。
50年以上続いているラーメン屋なんてそんなにありません。

良かった!良かった!

みなさん「しばらく」に食べに行きましょう!!