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当アトリエから歩いて3分の現場、百道M PROJECTの
厚さ1mの浅層地盤改良が完了し、現在、分節した柱を立て基礎地中梁の配筋を
行なっています。
敷地が30坪と狭いため、基礎工事は隣地境界ぎりぎりでの施工になっています。
柱をつなぐ上部のフレームは、仮留め用の部材で地中梁のコンクリート打設後
上部の鉄骨の棟上げの後、取り外します。
また、前面道路が狭く、回り込みも厳しいため
トラックが鉄骨を積んで右折できる長さに柱が分節されています。

浅層地盤は液状化対策のため現状土にセメント系固化剤を
添加混合することで地盤の強度を上げるもので、テーパーをつけた基礎梁の
高さまでフラットにミキシングした後、固化する前に地中梁部分を削り出しています。
当初、見積り段階ではどの施工者からも大変でできないという意見がありましたが
東京での実績がある構造の神野さんの指示のもと、問題なく施工でき安心しました。

通常、柱を固定する柱脚は地上部に露出し、不恰好になるため
この現場では、高価なハイベースを使用せずに鉄骨を地中梁とともにコンクリート
を流し込んで打ち込みます。

その結果、鉄骨の柱脚部分は鉄筋が通りSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)
のような納まりになっています。
施工はみぞえ建設さんでがんばっていただいています!

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