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当アトリエから歩いて3分の現場、百道M PROJECTの
厚さ1mの浅層地盤改良が完了し、現在、分節した柱を立て基礎地中梁の配筋を
行なっています。
敷地が30坪と狭いため、基礎工事は隣地境界ぎりぎりでの施工になっています。
柱をつなぐ上部のフレームは、仮留め用の部材で地中梁のコンクリート打設後
上部の鉄骨の棟上げの後、取り外します。
また、前面道路が狭く、回り込みも厳しいため
トラックが鉄骨を積んで右折できる長さに柱が分節されています。

浅層地盤は液状化対策のため現状土にセメント系固化剤を
添加混合することで地盤の強度を上げるもので、テーパーをつけた基礎梁の
高さまでフラットにミキシングした後、固化する前に地中梁部分を削り出しています。
当初、見積り段階ではどの施工者からも大変でできないという意見がありましたが
東京での実績がある構造の神野さんの指示のもと、問題なく施工でき安心しました。

通常、柱を固定する柱脚は地上部に露出し、不恰好になるため
この現場では、高価なハイベースを使用せずに鉄骨を地中梁とともにコンクリート
を流し込んで打ち込みます。

その結果、鉄骨の柱脚部分は鉄筋が通りSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)
のような納まりになっています。
施工はみぞえ建設さんでがんばっていただいています!

25、26日とASJ主催の北九州スタジオ住宅展に参加しました。
今回は福岡からは、森裕くんとアーキタンツの福田さんが一緒で
後はほとんど北九州の建築家の方々の計9名の参加でした。

僕は今回で3回目の参加でしたが、一番年長者でした。

今回は、一部展示ボード内容を新しく且つインパクトがあるように写真を大きく
作ったつもりでしたが、森くんのより迫力ある展示を見て
まだまだ不十分であることを思い知らされました。
いろいろ考えた展示物の吊り下げ方法についても、うまく行ったものの
スタッフのフジヤマとアリヨシに前日に行ってもらいましたが
設置に手間取り一人では意外と難しいことがわかりました。
森くんの掲示方法をヒントに
もう1度もっと簡単な方法を考え直さなければいけないと思いました。

また、これまで展示内容は、水周りや、エントランス、階段、和風などと部位別に分け
いろんな住宅のシーンを寄せ集めたものと単体の組み合わせにしており、
部位別をとっかかりにテーブルに置いてある竣工写真を手にとって
説明を行なうなど、やり方としては悪くないようにも思いますが
3度目になると自分の手掛けた住宅のアピールについてインパクトが
弱いような気がしました。
もっと大きな写真で迫力が出るものを選んだ方が
さらに個性を強調できるような気がしました。
あんまり高そうに見えたり、とがってみえたりすると逆に
ドン引きされる可能性もあり、難しいところですが-----—。
再チャレンジでこれがオオイシだあ!みたいにしてみたいと思います。

土、日含め60組近い来場者の中で
15組ほど話をさせていただき、
土曜日は、マンション最上階の100㎡の住戸のリフォームの相談や
年配のご夫婦の50坪くらいの木造平屋建ての相談などがあり
日曜日は、住宅地を購入予定の方でハウスメーカーや注文住宅の提案に
満足できない方の相談など、3組の方で設計依頼の可能性を感じましたが
さて連絡があるでしょうか?

今週の土、日に北九州で行なわれる建築展に
6月に竣工した飯塚のパラレルハウスの写真を使用することを
撮って頂いた岡本さんに相談したところ
大きく印刷できる機械を入れたから、自分のところでやってあげるということになり
きれいな写真が出来上がってきました。

これまで、使い捨てのつもりでアトリエの印刷機で小さな画像を
スチレンボードに張り合わせ両面接着テープで展示用のブースに掲示していましたが
今回は、きれいな写真にしわが入らないように
展示用ブースに掲示しなければなりません。

1、3分割にされたボードを横一列にどのように並べるのか。
2、アルミの端部カバーによって接続されている展示用ブースの凹凸に対し
  ボードをどのように掛けるのか。

などを考慮しながらも、まずは大工用品があるダイクスに行ってみようと
いうことでアリヨシとともに行きました。
両面テープでの固定だと剥がす際、ボードが傷むため、
上部から吊るす方法を考えるものの
スチレンボードにどのような金具を取り付けるのか、
厚さ7ミリのボードを挟む方法をイメージし探しましたが、
そのイメージに合う金物が見つかりません。
天井の回り縁に使う塩ビ製品であれば、
7ミリを挟むものがありそうですが置いてありません。
結局これは両面接着のフックを付けようということに。

次に3分割されたボードを一列にそろえるために15ミリの塩ビ製のL型アングルを
ボード背面に取り付け、そのつば部分の両サイドにマジックテープのメスを張り
セッティング時に分割部分をまたぎマジックテープのオスで止めることに。

最後に高さが1800ミリあるブースにどのように掛けるのかについては
ナフコに行き、真ん中がライン状に空いたL型の金具を見つけ
それを二つ組み合わせ、羽型ネジで止めるようにすれば
ブースの厚さに応じて、コの字状の金物になり引っ掛けることが可能になります。

それにワイヤーを引っ掛け、ボード背面のフックに引っ掛ければOKなのですが
ステンレスワイヤーが金額が高いのと長さの調整が難しいため、
チェーンを使うことにしました。
チェーンだとどこの穴にも引っ掛けることができるため
セッティング時に自在に対応できます。

展示方法一つをとっても、既製の考え方ではなく、何かをイメージし
その場でいろんな材料を見ていく中、臨機応変なアイデアを出すことで
解決につながっていくところが予測できない面白さです。
日曜大工の店には、頭を柔軟にさせるヒントが潜んでいます。

さてうまくいくかどうか?
  

2010.09.20

大掃除

きょうは、朝から家の大掃除。
別に大晦日ではありませんが、明日、鹿児島より住宅とクリニックを検討中の
施主の方が面談に来られるため、ついでに自宅の空間も見てもらうことにしました。

そのため、ボクは2階デッキの水盤の水の入れ替えとクリーニング。
40センチくらいの巾で建物の全面にわたりトップライトになっているガラスの上に
深さ4センチほどの水が張られている水盤です。
ガラスの上に沈んだ竹の葉をメッシュ状の網ですくい取ってから
デッキブラシで緑がかったコケを落とします。
デッキの下に入り込んでいる枯葉もデッキ間のすき間からホースを絞って勢いのある水で
排水溝まで動かし、だいぶ取りました。
次にガラスのクリーニング。ホースでガラス面を洗い、ワイパー状のへらで
水滴とともに汚れを落します。
腰が痛くなり、しばらく休憩。
次は、1階の浴室と洗面所のクリーニング。
洗面の床と浴室の浴槽の立ち上がりが20角のモザイクタイルになっており
そこの目地部分の汚れとカビにカビキラーを噴霧し、歯ブラシで落します。
そして、ステンレスの排水溝の掃除。
カガミや強化ガラス、洗面ボールの拭き掃除など
終ってみれば、腰が痛くヘロヘロになってしまいました。
妻は、各室の床の掃除機掛け、キッチン回りの片付けと整理、
収納扉の手掛かり部分の汚れ落とし、ダイニングテーブルの天板のクリーニング
トイレ掃除などなど。

やっとの思いで終え、敬老の日のため、次男を連れ三人でボクの実家へ。

お陰さまで家はピカピカ!

2010.09.19

3年9組

昨日の中学の同窓会に続き、高校3年の思い出。

高校生活、最後の学年である3年に男女クラスへの最後の望みを託したものの
残念ながら、ボクは3年間男子クラスとなりました。

そのクラスは廊下の突当りにあるため、出入り口が1つしかなく
きっと、担任のO先生が逃げれないように考え、選んだ場所かもしれません。

担任のO先生は、元柔道のオリンピック候補選手だった人で
寝技が得意で高校の柔道部の顧問をされ、後に修猷が誇る名物教師の一人でした。
(高校卒業直後、先生が応援されている県議の選挙応援のため自宅に呼び出され、
葉書きへの宛名書きをしていた時、たまたま本棚に「いろんな体位」
という大人向けの本を見つけ、こげな本で寝技の研究でもしとちゃろうかと
ドキドキしたことがありました------。)

当時、先生がクラスの担任になると、
遅刻を3回以上もしくは親に成績表を見せなかったものは
罰として頭を丸刈りされることで生徒から恐れられていました。
一度、丸刈りされた生徒はもう髪がないから何もないだろうと安心していたところ
成績を親に見せなかったことが再度ばれて、まゆげを半分剃られた者がいました。
まゆげ半分のおとこ-----–。
(かれは、現在、福岡の大手デベロッパーの役員で今年の福岡県美しいまちづくり賞の
一般建築部門の施主側として表彰を受けていました。)
そんな恐怖のO先生が2年次に続き3年次も担任になったわけで
男女クラスになれることを夢見ていたボクにとっては、
たまらんくらい悪夢でした。

3年9組では新たに先生によりTくんが被害者となりました。
遅刻が3回以上になったらしく、部室に呼ばれ
オマエ!わかっとろうね!とバリカンを持って迫られ丸刈りに。
翌日の朝、いつもどおりバス停で待っていると、
その前をバイクでTくんが通り過ぎました。
「ん??あれっ!確かきのう丸坊主にされたはずなのに、
なんで髪が生えとうと-----—-??それもフサフサやん-----。」
クラスに行くと彼の回りをみんなが取り囲んでいました。

Tくん「オレくさー!髪が生えてくるまでかあちゃんのカツラば、かぶるけんネー!」

ひゃあー!!クリクリにカールの効いたかつらを彼は髪が生えるまで
本当に被り続けたのでした-----—-。
3年9組の名物男、誕生秘話、
そんなTくんは、今、メンタルクリニックを開院し豊富な経験を生かした
診療を行なっていると思います。

3年9組にもいろんな生徒がいました。
バレー部でギリシャ彫刻のような顔立ちでかっこ良かったY設計室の家原くん、
いつも陽気で明るかったちんどんやの林くん、バス停で待ち伏せレコードを
あこがれの〇〇さんに貸していた東野産婦人科の東野くんなどは淡い紅の物語。

3年9組も懐かしいけれど、やっぱり男女クラスになりたかった!-----—-。