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きょうは、11時より豊淳居の施主の1周忌に出席するため
小郡の浄土真宗のお寺に車で行ってきました。
昨年のお葬式にどうしても出席できず、
ボクと同級生であるご長男の配慮による出席でした。

お寺の住職も亡くなられたお父様も含め、ボクと長男と同じ高校の先輩。
住職の法話で親鸞聖人が他の宗派と明確に違う部分として
「不断煩悩得涅槃」という言葉を挙げられていました。
通常、他の宗派では「断煩悩得涅槃」だそうです。
煩悩を絶つことで涅槃の心境になれるということを説いているのに対し
親鸞は、人間は煩悩を断つことはできず、絶てないのが人間であり、
絶てなくても涅槃の心境を得ることができると。

そこで住職は「したがって私は酒を飲むことを止めません!」と言われていました。
その後の会食の席で、顔を真っ赤にされた住職から
「君!故人のためにお酒を飲みなさい!」と言われ
すいません、きょうは車で来ているものですからと言うと
「だいだい君!車で来るのがおかしい!法事は結婚式よりも大事なものじゃ!
今後は、車で来ずに故人のために酒を酌み交わしてあげることが重要なんじゃ-----」
と叱れらました。
さすが!修猷の先輩!
故人もユニークなお方でしたが
人間味が溢れ、おもしろかあ!----------と思いました。

夕方、長男がアトリエに寄り、飲めんかっただろうからと1本焼酎を持ってきてくれました。
さすが、気配りの同級生! 
味わい深い法事に出席させて頂き、ありがとうございました。

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