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きょうは、2時より九州地区の熊本、福岡、北九州の積水ハウス設計部
17名の飯塚パラレルハウスの見学があり、
手直し工事で数多くの職人さんたちが
出入するなか、説明を行ないました。
北九州で設計課長をしている大学の同期の依頼によるもので
ハウスメーカーは土曜、日曜は休みではないため、
休みの1日目である火曜日に見学会となりました。

しかしながら、手直しをしている中途半端な状態で見せるのは、
作り手として苦しいところでもあります。
たとえるならば、料理の途中、最後の調味料を入れる前に味見をされるようなもので-----。
工事が遅れてしまい、止むを得ないのですが------。
住宅は、家具も含め全てが揃い、全体としてのハーモニーを醸し出せるのがベストで
特にこのパラレルハウスは、ざっくりとした構成のなかに空間があるだけなので
家具を入れることでざっくりさと細かさがミックスされ
空間として完成する住宅のほうだと思います。

同期の感想としてブログだけで写真を見た感じでは、
極めて感覚的な建物と思っていたところ、
ボクの説明を聞き、かなり論理的にできているという印象を持ったということでした。
非常に有難いお言葉です!
そうです!
論理的だけだと堅苦しく面白くありませんし、
感覚的だけだと安っぽく見えてしまいます。(建築の場合)
論理性と感覚性がフィフティー、フィフティーが一番だと思うのですが-----–。

その後、北九州に一諸に移動し6時より黒崎の焼肉屋で宴会。
積水を定年退職され、久留米の諏訪野町で設計事務所をされてあるOBの方も
見学会に参加されていたのですが、諏訪野町にある当アトリエが手掛けた
SOLIDを知っておられ、今回の見学会に参加されたとのことで光栄でした。
団塊世代を彷彿とさせる野武士のような先輩で話がとても面白く
ワンマンショーとなりましたが、とても楽しい宴会でした。
見学会には、アトリエにオープンデスクにも来ていた福大建築科出身のIちゃんも
熊本設計部より参加しており、実家のある福岡へ福岡組と一緒に10時ごろの
特急電車に乗り無事帰りました。
みなさんお疲れ様でした!

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