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シャーリー・マクレーン主演のアメリカTV映画「ココ・シャネル」のDVDを観ました。
シャーリー・マクレーンと言えば、ジャック・レモンと共演した「アパートの鍵貸します」や
「あなただけ今晩は」など若くてピチピチした役柄で、すごく好きな映画の女優さんでしたが
さすがに今年で74歳になり、おばあさんになりました。

「アパートの鍵貸します」での魅力的なエレベーターガールの役は今でも好きです。
ジャック・レモンはハーバード大出身だからか哀愁漂う知的コメディーがよく似合い、
最近の役者では彼のような存在は見当たらないような気がします。
どちらの映画も監督はビリー・ワイルダーで最近、かれのようなペーソスに溢れた映画
が少なくなりました。ビリー・ワイルダーの映画をもっと見たくなりました。
「お熱いのがお好き」、「七年目の浮気」、「麗しのサブリナ」、「昼下がりの情事」、
「ローマの休日」など—-。

そのシャーリーマクレーンが晩年のココ・シャネルに扮し、昔の回想シーンと現在を
行き来しながらドラマは作られていますが、セリフがすごくよく出来ており
久しぶりに映画らしい映画でした。
残念なのは、回想シーンでの若い頃の役の女優さんに強烈な個性を感じないところで
惜しいと思いましたが。

映画でのシャネル語録をご紹介

人間は成功ではなく、失敗で強くなるの。
私は、逆流を遡って強くなった------。

素材は関係ない。大切なのはヴィジョンよ。

挑戦の失敗は痛いけど、古いものの蒸し返しは悲惨。

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