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当アトリエが設計し、昨年竣工したLEAF HOUSEが第22回福岡県美しいまちづくり賞の
優秀賞を受賞し今日、記者発表がありました。
美しいまちづくり賞は、2002(CITY CUBE)、2003(SHIMA STYLE)年と大賞を頂き、
その後、おととしの2008年に篠栗の家を久しぶりに応募したものの、
現地審査に選ばれませんでしたので
6年ぶりの受賞でとても嬉しく思っています。
自分としては何とか施主の思いを叶えるお手伝いができたことに対する喜びが大きく、
また、担当のフジヤマへも1年間に及ぶ現場を共に一生懸命やってきたことに対する
ささやかなご褒美として有難く思っています。
また、今回の大賞には高校の2.3年の同級生でY設計室の家原くんが選ばれ
とても嬉しく思っています。
大賞作品は減築をキーワードに犬と猫2匹のペットと施主との関係性を構築しており、
LEAF HOUSEは団塊世代の今後の家のあり方をテーマとしています。
したがって、今回の賞は、地域に対する社会性と施主の住まいに対するあり方を
重要視する美しいまちづくり賞のスタンスが明確に出た結果だと思っています。

施工をされた斉藤工務店と分離発注で建具・造作家具を施工をされた前田建具も
協同受賞です! 

ところで建築九州賞の方は、残念ながら昨年に続き、第3次選考の現場審査には
選ばれませんでした。
これで、4つの作品が2次選考を突破できず、もう一度建築に対する思いを真摯に捉え、
自分のあり方を原点に返って考えてみる大変良いきっかけを頂いたと思っています。
過去を振り返らず、常に前に向かって挑戦していくつもりです!

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