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現場の物件が増えてくると通常、物件ごとにアトリエの各担当者と打ち合わせを行います。
担当者からは、プレカット、サッシ、金物、家具、枠まわりなどの施工図から
コンセント、スイッチ、照明の位置の指示図などが出され、最終的な確認を求めてきます。
細かいことは担当に任せているかと言うと、
実は細かいことを怠っていないかのチェックを入れます。

例えば、照明のスイッチの位置についても住まい手がどのような状態でスイッチを付けるのか
動きをシュミレートしながら決めていき、どちらでも考えられる場合は、
施主へのポイント的確認事項としてピックアップしておきます。
窓ガラスを透明にするか半透明にするのかも、現場での外部からの見え方、使い勝手などを
考慮しながら施主に対して確認を行うようにしています。
コンセントの位置や数についてもどのような家電を使用するのか、また、夏場の暑い時期に
扇風機を置く場合など住まい手の使い方をイメージした上で確認をします。
同じようにヘアードライアーなどのコンセントも右利きの場合、左手で持ってくしをかけるため
コンセントは付けれる限り、左側のカウンター下に設置するようにしています。
さらに、トイレのダウンライトには調光器を付け、夜中のトイレで目が覚めないようにする
必要があるかも確認しています。
などなど、いつもやっていることは怠りなく確認できますが、それ以外のことで
イメージを働かせながら確認を行うよう、担当者には細かくチェックを入れています。

そうやってても現場を完璧にやることはとても難しいことです。
100%は無理ですが、いかに近づけるかの努力は必要です。

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