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2008.02.29

エピソード

3年前の話。
アトリエ近くの以前住んでいたマンションで、顔見知りの女性の方から
大石さんは、建築事務所を開いておられるそうで
お願いがあるのですがと相談を受けました。
実はその方の弟さんが、建築専門の本を扱う出版社に
勤められ本の紹介を兼ねての営業をされておられたそうです。
お年はまだ取られていなかったようですが、病に倒れ
亡くなられたということでした。
遺品を整理されておられる中で、建築が好きだった弟さんが
ご自分でも購入されておられたたくさんの建築関係の本が出てきました。
村野藤吾のディテール集と写真集、吉村順三のディテール集、ノーマンフォスターの作品集、
ルイスカーンの作品集など数十万円もするものでした。
それを私に寄贈して是非役立てて欲しいとのことでした。
亡くなられた弟さんが大事にされておられた書物を譲り受け、
是非ご期待に応えたいと思い頂く事にしました。

それから2年半後、篠栗の家の実施設計において、担当のヒラノが
寄贈された吉村順三氏のディーテール集を何度となく見ながら
木製建具の引き込みの開口枠納まりを煮詰めているのを見て
嬉しく思いました。
アトリエにおいてあるたくさんの建築の本にもエピソードを伴うものがあります。
さて、篠栗の家、もうすぐ竣工です!


筑紫が丘の西に向かって開け!プロジェクトの現場もいよいよ
追い込みに入ってきました。
西側の開口には外部に西日対策のオレンジとブラウンとグレーの
3種類の外部用ロールスクリーンが設置される予定です。
来週中にクリーニングが完了、外構は再来週までかかりそうですが
3月の9日の篠栗の家のオープンハウスに続き15日に施主のご厚意でオープンハウス
を行なう予定ですので、興味のある方は場所について当アトリエにお問い合わせ下さい。

西に向かって開け!プロジェクトも出来上がったらプロジェクトではなくなりますので
そろそろ、正式名称を考えようと思っています。
とにかく丘の上にある住まいの2階からは、ほとんど空の景色が飛び込んできますので
それに絡めた名称にしようと思っているのですが-----。
施主のNさん!何かご意見がおありでしょうか?

2008.02.27

突然のモツ鍋

今週末の佐賀と田川の二つのプロジェクトの提案に向けて、
わたしとフジヤマ、そして応援部隊のヒラノの後輩のAくん、
バタバタで作業をしています。
私の方は、やっと計画が終わりプレゼの方に回しましたので
気分的に殺気立っていたのがようやく楽になりました。
何か最近、あまりおいしいものを食べていないので、
フジヤマには申し訳ありませんが、ヒラノとAくんを誘い、
近くのモツ鍋屋に行くことにしました。
うちのアトリエの場合、いつも私の気まぐれで突然食事に誘うことがほとんどです。
仕事が忙しく、いつまとまるのか状況が読めない中で、事前に予定を入れておくほどの
大したものではありませんから。
だいたい、どういうときでも食事の誘いにほとんど断らないのがフジヤマですが、
きょうは、担当プロジェクトのパースの打ち込みに追われており
声を掛けませんでした。
すまん!
フジヤマちゃーーーん!がんばってーーー!
所長はモツ鍋食べてくるけーーーん!

2008.02.26

篠栗の家現場

篠栗の家の現場は、遅れていた駐車スペースの鉄骨屋根がやっと付きました!
和風の家と駐車スペースの屋根の組み合わせは、デザイン上とても難しく、
一歩間違うと建物の外観が台無しになってしまう恐れがあります。
今回のケースではさらに庭側の東屋も要素に加わり、苦労しましたが
和風の基本要素である重なりというキーワードに着目、建物の水平の軒に対応して
東屋と駐車スペースの屋根が重なりずれながら浮いているイメージで
全体がまとまったものになるように考えています。
重なりは、庭側のデッキテラスにも反映させ、デッキ全体を三つのレべルに分け、
建物外周を回っている縁側から三つのデッキがずれながら庭側に展開していきます。
3月の9日には、施主のご厚意でオープンハウスを行ないますので乞うご期待!!

2008.02.25

LIGHT TUBE上棟


須恵町のLIGHT TUBEが今日上棟しました。施工は、ハタさんの会社である筑羽工務店。
在来の木造軸組にTUBE全体を構造用合板で固めて殻状にした
構造になっており、今回は軸組だけの棟上です。
今後、殻状の構造体にするために構造用合板の下地フレームをつける
作業に取り掛かって行きます。2階のTUBE状に浮いている部分の柱には
すべて集成材を使用しています。
きょうは、TUBE状の開口部から切り取られた景色の見え方のチェックを行ないました。
当初の想定通りの開口位置で全く問題はありませんでした。

特に、中庭から半階下がった道路側の視線の抜け方が想像以上に気持ち良かったです。

上の写真はTUBE状になる2階スペースで屋根の野地板、床下地とも根太ノンという
24ミリの構造用合板を張っています。