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桜坂プロジェクトも毎週木曜日の基本打ち合わせが始まり、次回が4回目となります。
前回、プランの見通しが立ってきたためスタディモデルでいろいろと意見の確認を
行いました。
いままでの、住宅の個人としての施主と違い、相手は大きな会社であり、
担当者も建築の専門家です。また、これまでこだわりを持った物件を手掛けてこられた
自負心とプライドもあり、参考になるところも多々あります。
担当の笠置にとっても常識的な建築の考え方を経験できる良いチャンスだと思います。
不特定多数の資金的に余裕のある方の価値基準で計画を進めていかないと
このプロジェクトは成功しません。
売れることが前提ですので、プランの中でのちょっとしたみすぼらしさも禁物です。
生活シーンとしての豊かさの配慮を隅々まで考えていく必要があり
且つ投資した金額に見合ったモダンで正統な高級感を出さなければなりません。
いまのところは、規模とかコストは別として、この敷地の様々な制約の中で
どれだけリッチな提案ができるかが求められています。
そういうとすごく羨ましく思われるかもしれませんが、それが実はたいへん難しいのです。
これまで、ご予算が厳しいものから、比較的予算があるものまでいろいろと設計
してきましたが、相手が見えないのでこちらで基準を設定するのが
慣れていないからかもしれません。
次回は、いよいよ営業への確認が行われる予定です。

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