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LIGHT TUBEの実施設計が間もなく完了します。
今日は、担当の笠置が藤山の応援を得てまとめた図面一式
意匠図、構造図、設備図の全ての項目と寸法のチェックをしらみつぶしに行ないました。
どんなにわかっていることでも一つ一つ確認し、確認を終わった項目、寸法は、
全てチェックのサインを入れていきます。
各室の四面展開の通り芯の確認、展開記号、建具キープランと建具の確認、
仕上げと下地、納まり、構造との取り合い等、一面一面徹底的にチェック!
日頃、どうでもいいような性格が一変するほど集中してチェック!
全ての図面に日付と自分のサインを入れて完了。
スタッフは明日から一気に修正作業に入ります。

佐賀のTさんの計画がのびのびになっており気になりますが、今週いっぱいは
まだ、動けそうにありません。
また、少し待っていただこうかなあなどと適当なことを考えていますが、
もしこのブログを読まれておられましたら本当にすいません。

きょうは、午前中はひたすらLEAF HOUSEの実施設計。
午後4時より熊本のRIVERSIDE HOUSEの打ち合わせへ。
例によって担当の藤山が運転しながらの雑談。
当アトリエの設計した住宅がスペインのバルセロナのロフト出版社を通して
ドイツ、ケルンにあるdaab出版から紹介されていることについて
どういう関係なのか話題に上がりました。
両出版社が兄弟会社かどうか知らないけれども、スペインとドイツが
つながりがあるのは、昔の王家のつながりがあるからかもと言うと
藤山、例の低めの声で、「それってメジチ家ですか?」
「ばか言え!メジチはイタリアだし時代もルネッサンスじゃないよねー」
「そうそう、確かハプスブルク家でつながっているのかも」
スペインのカルロス5世は、オーストリアの出身だから、スペインとドイツは
つながっており、それで兄弟会社かもという勝手な話をしながら熊本へ。

今回は、室内の見え方と開口部の関係について内観パースを通して打ち合わせを
行いました。

途中、ビールとツマミを買って9時半に事務所に戻り、ささやかな51才の誕生日を
祝福しました。妻が仕事でない時は、通常、とんかつが我が家のささやかなお祝いです!
今回は、施主からいただいたドライカレーをおいしくいただきました。

きょうは、妻が出社した後、お昼に一輪のピンクのバラとシャンペンがオフィスに
妻からの心遣いとして届きました。結婚して24年間、共働きをしているのですから
お互いに無理が言えないのは理解しており、気分的にも楽です。
共働きは、程ほどに距離があるのがかえって新鮮で、私にはとても合っています。

ところで51才!あー10年前の肉体が欲しい!!

先々週よりLEAF HOUSEの実施設計を行なっています。
構造上の梁の架け方、庇端部の防水納まりと屋根の厚みをできるだけ
薄く見せるための検討、屋根勾配と雨樋の位置、リーフハウスとしての
屋根の重なり具合、耐震壁に必要な構造ブレースの位置等々頭が痛くなるような
詰めを行ない、何とか伏図と軸組図一式を書き上げました。
全体の骨格がやっと見えてきたので、今日からは平面詳細図の作成に取り掛かって
います。
平詳は1/50の縮尺で書くのですが、手書きの時は、適当に納まりをごまかして
書いていたのが、CADでは1/1レベルまで無段階に画面上での拡大が可能であるため、
私の場合、どうしても施工上の納まりを考えながら書いてしまいます。
結局、1/1の原寸図を書いている事と同じになりとても時間が掛かります。

設計事務所の仕事は、私も含めスタッフとともに毎日、地道な作業の積み重ねが
メインであって、決して華やかなものではありません。
じゃー何が面白いの?と思われるかもしれませんが、一個一個目標に向かって
クリアしていく作業も常にアイデアや判断が要求されており、決して機械的単調な仕事
ではありません。結構面白い部分があります。
また、設計通りに現場でどのように納まっていくのか、現場での実証がありワクワクします。

建築家には、理論と実践と結果が求められ、理論がどんなに良くても実践を可能に
するものでないと絵に描いた餅であり、
施主との出会いとコストは乗り越えなければならない大きな山の一つです。
また、実践しても施工的に納まりが悪かったり、
空間が大雑把で間が抜けていたり、
色のセンスが悪かったり、
素材の使い方が下手だったり、
仕上げが多すぎたり、
空間のプロポーションが悪かったり、
使い勝手の悪いデザインだったり、
雨樋を見せないことに全く注意が払われていなかったり、
家の中に風が通らないはめ殺し窓が多用されていたり、
理論が空間のあり方とリンクしていなかったり
等々では、結果が伴いません。

これからも、実務的部分において、最後までトータルに整合性のある建築
を作っていきたいと思います。

2007.10.27

私の呼び名

昨日の食事会のなかで、施主のKさんの奥様より、事務所のスタッフが
私のことを呼ぶ場合、建築家に対する呼び方としてもっとふさわしい呼び方が
あってもいいのではとのお話がありました。
当アトリエではスタッフに私のことを「所長」と呼ばせているのですが、
企業の営業所長と建築家が同じ呼び名では、立場が違いすぎるとのありがたい
ご意見をいただきました。
でも若いスタッフに大石さんと呼ばせるのも何か変な感じですし、先生も違いますし、
設計事務所だから所長でいいと考えていたのですが-----–。
確かに、自分が代表を務めているのですから、通常は「社長」と呼ぶのが一般的かも
しれませんが、私はアトリエという組織にしているため、それも違うような気がして
呼ばせていません。
今日、月の舎に清原君の作品展を見に行ったところ、たまたま来ていたので、
彼が柳瀬事務所時代、柳瀬さんのことを何と呼んでいたか聞いたところ、うちと同じで
「所長」でした。
この話って結構面白いかもしれず、他の事務所では皆さんどうなんでしょうか?
たとえば、ライターマンのところではどうでしょう?あそこのOBは、ブログでは、
ライターマンのことを「アニキ」とか「あにやん」と呼ばれていますが、
独立前では「アニさん」ですかねー?奥さんの容子ちゃんは「ネエさん」でしょうか?
何だかなんとか組のようなイメージになりますが-----–。
例によって妄想は限りなく拡がっていきます。
大分のアトリエラッツのKさんはCEOの肩書きがついていますが、「シーイーオー」 と
呼ばれているんでしょうか? 
ちなみに世界的に有名な建築家である伊東豊雄氏は、何と呼ばれているんでしょうか?
ばかばかしい話かもしれませんが、興味のある題材なので
伊東さんと仕事をされている矢作さん!このブログを読まれていたら是非教えて下さい!

今日はとてもハッピーな一日でした。

まず一つ目は、5月に提出した桜坂の企画住宅2棟の計画案のゴーサイン
が決まり、大手デベロッパーと契約をしてきました。
たまたま、大学の1年後輩がその会社の企画部門を担当しており、彼からの紹介物件です。
110坪の敷地を二つに分け、60坪程度の住宅を2棟販売する予定です。
担当の笠置とともに来年末まで頑張りたいと思います。

二つ目は、篠栗の住宅のお施主様から日頃、十分な差し入れが出来ないことへのお気持ち
として、現場の方も含めた食事会に行ってきました。
おいしい刺身と寄せ鍋でたらふくお腹がいっぱいになり、
幸せな気分で帰ってきて、このブログを書いています。
工事の進捗については遅れていますが、それ以外の打ち合せや出来具合については
順調に進んでいます。施主の現場への心遣いに各業者さんがまじめに受け止め、
いい仕事をしていただいていることに感謝したい気持ちでいっぱいです。
来年2月の竣工に向け、緊張感を持ってがんばるつもりです!
今日は本当にありがとうございました。