BLOG

2007.08.31

ウォーキング

少年ラグビーで体を動かすことがなくなり、最近、寝つきが悪くなりました。
そこで、夕方の6時から1時間歩くことにしました。
当アトリエは、百道浜の海岸から歩いて15分くらいの場所にありますので
ウォーキングにはもってこいの位置です。

夕暮れの海を見ながらのウォーキングは、風もあって気持ちよく
とてもいい気分転換になります。

風はもうすっかり秋の雰囲気で、海水浴場も寂しく感じます。
アトリエに戻り、シャワーを浴び、気持ちを切り替えて、さあ仕事です。

昨日の毎日新聞夕刊に、先日、内閣改造が行なわれた安部政権の
新しい布陣に対し、50才前後の女性コメンテーター3名が
名付けたのが 「ボクちゃんを救え!」内閣。
ほんとうにうまいですねー。思わず吹き出しました。
ボクちゃん=安部総理を中心に、実力者で固めても、
「救え」と思われている事に政治的リーダーシップがあると受け取られていない
根本的問題があると思います。
ただ、このボクちゃん的世界、政治では批判も多いかもしれませんが、
建築やアートではうらやましい資質のような気がします。
ボクちゃん的人って、豊かな環境で育ち、小さい時からグレードの高いものに
普通に接している結果、人並み以上に美意識に優れています。
でないと「美しい国、日本」というスローガンは、出てこないと思います。
また、素直で人に騙されやすく誠実な所が、建築ではひたむきさとして評価されます。
生活に悲壮感がないから貧乏臭いデザインにもならず、
趣味がたくさんあるから話が面白く、
育ちがいいから何をデザインしても上品で、
家があくせくしていなかったから、おっとりしてて物腰が柔らかく、
実家に余裕があり、応援してもらえるから、仕事を選ぶことができ、
海外経験も豊富で英語にも堪能だから海外の情報にも敏感。
中高一貫で青春を共にした同期は、その後、親の会社を任され仕事の依頼も増える。
あーボクちゃんいいですねー! 建築では。
普通のサラリーマンの家庭で育った僕はボクちゃん建築家ではありませんが、
何か違うところを敢えて探すとすれば、両親が二人とも上海と台湾からの引揚げ者で
日本的価値観に縛られない家風の中で育ったことぐらいかもしれません。
現代の建築家の理想像は、前回ブログで述べた女性の価値観、時代感がわかる
おかまちゃんにプラスした「ボクちゃんおかま建築家」かもしれません。


福岡県の苅田町で計画をすすめていた住宅 5 Similar Houseが
昨日から今日にかけて上棟しました。
思い返せば、最初の面談が昨年の3月28日。
それから、お時間をいただいての最初の提案が7月1日。
3案のうち2案は、私がまとめ、1案は、私のスケッチを笠置がまとめました。
このスケッチは、最初に私がいろいろと扱っていたのですが、他に2案イメージが
湧いたため、気持ちがそちらへいっている中で、笠置がバトンタッチして
プランをベースに形とコンセプトをまとめていきました。
提案には、時間的余裕がなくかろうじて第3案として間に合いました。
その後、施主から、もっと透明感のあるものを求められ、
透明感を空気感に置き換え、部屋が連続的につながっていく
シームレスハウスの提案を行ないました。
結局、最終的には最初にご提案した3案の中の笠置がまとめた案が面白く、
使い勝手もいいということで採用になりました。
それが、5 Similar Houseです。
結局、実施設計も含めご面談から1年以上かかっての上棟。
とても感慨深く、いままで急がずに待っていただいたお施主さまに対して
感謝したいと思います。
これから、手戻りがないように順次、打ち合わせを進めていくつもりです。

A案

B案

C案-決定
 
D案

今日、福岡県の苅田町で着工している5 Similar Houseの顔あわせ会がありました。
この住宅は、建築プロデュースの会社であるフォルツアの紹介物件です。
これまで住宅をつくることに対し、各業種の職人さんたち(大工、左官、板金、塗装、クロス
、建具、造作家具、電気、給排水等)が自分の仕事に対して、責任や自負心を
持ってやることが少なくなってきている状況を踏まえ、
もっと施主や設計者の思いを伝えることによって自分たちがどんなものを作ろうと
しているのかを理解していただき、コンセプトに対するより良い提案や
全体の中での自分が担当している位置づけ、ポジションとしての重要性を踏まえた
仕事を通し、建物の竣工後に、家族に対しこれを俺がやったんだ!
といえるような家づくりをしましょうというのが、この顔合わせ会の主旨です。
確かに、工務店を挟んで、職人と施主、設計者があまりにも離れすぎると、
施工するほうも気持ちが入りにくい状況になっており、結果として良い仕事に
つながりにくい部分があります。
単純な話ですが、勾配屋根のある家ではなく、何故、わざわざフラットな屋根をつくらねば
ならないのか?という大工さんからの質疑もあり、疑問を持ったままでつくってもらうのでは
なく、我々にも説明を十分行なって理解してもらう義務があると思いました。
みなさんの自己紹介の中で、ご縁という言葉が数多くありました。
わたしも最後に、そういうご縁があるのですから、やる以上は逃げれません!一心同体です。
プライドを持って一緒にいい建物を作りましょう!という言葉で締めさせていただきました。

住宅を検討されている施主の方へ建築家をプロデュースされる会社から
60問の問いに対する回答を求められました。
その中で、あなたの性格を一言で言ってくださいというのがありました。
ひと言は、とても難しい。
人間ってそんなに単純ではないと思います。
自分ではうまく答えられないので家族に聞いてみたところ、
妻には、不思議ちゃんと言われ、そんなの書けるはずないじゃない!
じゃあー、宇宙人っていうのはどう?
地球人からの仕事が来なくなるー!
中3の次男に聞くと、お父さん短気!
それって、お前がちゃん勉強しないからだろうが!
怒られても当然だ!
おい、知子!複雑ってどう?
あーそれもきっと変に思われるわ。明朗闊達っていうのは。
50才にもなってそれっておかしくない?
あー難しいねー。
そうだ面白いということにしとこう!
一問一答のおかげで大石家の夜はにぎやかにふけていきました。