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2007.07.13

雨漏り

 よく雨が降っています。とりあえず渇水の心配はなくなりましたが
梅雨の時期にはめずらしく大型の台風が接近しています。
住宅の設計を数多く手掛けていると、台風が来るたびに
雨漏りが気になります。
アメリカを代表する世界的建築家だったフランク・ロイド・ライトは、
自分が手掛けた住宅の施主から電話をもらいます。
「ライト君!自分が座っている椅子の上から雨漏りしているのだが—-。」
ライトいわく
「すいませんが、椅子を動かしてもらえますか?」
あー絶対こんなに言えません!
天才はいいなあ!
雨漏り初体験の凡人新人建築家には、3つの対応パターンがあります。
1 すいません!今から取り合えず行きます!といって、雨の中、びしょぬれに
  なりながら雨漏れ箇所をさがすもののわからず、取り合えず誠意を見せる。
2 わかりました!すぐに工務店に連絡して行かせますといって、電話をかける
  ものの、今行っても、雨の中シールはできないので明日まで
  待ってくださいと現場監督から言われ、もう一度施主に電話をする。
3 工務店と連絡をとって、明日、一緒に確認に伺いますのでそれまで大変
  申し訳ありませんが、我慢してくださいと言う。

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