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2007.06.25

資格試験

今日は、大変蒸し暑く夏のような天気でした。こういうときは、月曜日でも
スタッフを誘って生ビールを飲みに行きたいところですが、声をかけたらこれまで
必ずついてきたスタッフのHが、絶対に応じてくれません。
実は、Hは今年、一級建築士の資格試験の2度目のトライです。
昨年、合格した笠置は絶対にテレビを見ないようにコードを引き抜いたりしたようで
みな、誘惑からの様々な対策を考えているようです。
一級建築士の資格試験は、大学の建築学科を卒業した場合、実務経験が2年以上
たてば受けることができます。(大学院卒の場合は、経験無しでもOK)
学科と実技の2次方式になっており、学科が受かって実技で落ちた場合、次の年のみ
学科試験が免除で実技を受けることができます。
合格率は、学科で10%、実技で30%くらいですが、遅くまで働きながらの深夜の
勉強、日、祭日もほとんど勉強に時間を割かねばならず、大変フラストレーション
が溜まります。
よく、資格とは「足の裏に付いた米粒」と言われます。
取らないと気になるし、取っても食えないということです。
現実に、建築設計において資格を取ったからといって急に仕事の依頼が来るわけでもなく、
信用上のメリットしかありません。ただ、将来独立する際、そのメリットが最低限必要になる
ため、頑張らざるを得ないのが実状です。
学科の試験は7月22日です。
設計事務所のスタッフ諸君!がんばれー!
早く終わっておじさんの相手してー!

“資格試験” への3件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    (またまたNです・・・お邪魔でしたら遠慮なくいってください。)
    一級建築士の取得は大変だと聞いておりましたが、合格率がそんなに厳しいとは。確かに私のような建築素人の一般人は『一級建築士』の看板があると理由も無く安心してしまいます。・・・頑張ってください。
    ちなみに、菊川レイさんは東京大学の建築学科だったような、でも彼女は2年の実務経験がないので、免許は持っていないんでしょうね。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    そうですね。1,2次通しての合格率は3%ですから厳しいかもしれません。実技試験はいまだにA3が入る木製の製図版を各自用意してT型
    定規を使って図面を時間内に仕上ねばならず、きわめてローテクです。
    菊川レイがそんなもの使用して試験を受けているシーンを想像すると
    シュールですよね!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    先日は失礼しました!翌日、奥様にタペストリーハウスプラン見せていただきました^^;。次のプラン、とっても楽しみのご様子でしたー。・・ところでスタッフのHさん、しばらくは大石さんの甘~い誘惑(><)に負けず・・試験勉強頑張ってくださいね^^ ♪ いつも小気味いい、テンポのいいブログ・・楽しく読ませていただいてます!

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